DATE:2012/04/20(Fri) 15:29 No.923

「大友克洋 / AKIRA」
読み終わった。短絡的な感想になってしまうけど、やっぱりすげえマンガだった。
とくに今さらなので、あらすじや感想はかきません。これはもう読んでみないと分からないと思うし。
大友克洋のGENGA展やってるけどもう行かなくてもいいや、ってくらいおなか一杯です。
漫画家の江口寿史が現代のマンガ批判をしてた。
浅野いにおの「おやすみプンプン」と花沢健吾の「アイアム・ア・ヒーロー」を名指しして
背景が写真や映画そのもののような漫画は死ぬ程うんざりだ。と言ってた。
その中で背景が写実的だけどマンガだ。と例にあげたのが大友克洋だった。(あとと松本大洋)
僕は「おやすみプンプン」も、アイアム、はわからないけど「ボーイズオンザラン」は好きだ。
だけど江口寿史が言ってるその視点では、大友克洋の描写力はやっぱ群を抜いて緻密で精巧だ。
そしてそれ以上にすさまじいスケールの世界観(一言でいっちゃえば超能力戦争だけど)が相まってる。
僕は、こんなマンガこれから先に出てくるのかな、と素直に思う。。大友克洋の新連載、楽しみだ。

ちなみに金田って主人公なのに、いちばん普通の人間だよね?
それが良い所なんだけど。あ、主人公アキラか。。

The End_485 西小山 / Nikon F3
「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「twitter」「Flickr」