DATE:2012/02/20(Mon) 14:00 No.865

「スケアクロウ」
レンタル屋の旧作コーナーを物色してて、まー君が前に大絶賛してたなあ、と思い観てみた。
1973年公開のジーン・ハックマンとアル・パチーノ共演のロードムービー。
傷害罪の刑期を終え、開業するべく故郷に向かう短気で暴力者のマックスと
会ったことのない自分の子どもにプレゼントを渡したい、陽気な平和主義者ライオン。
カリフォルニアで出会った彼らは徐々に友情を深め、奇妙な旅が始まる。
ラストは賛否両論あると思う。僕は、、もうちょっと演出があっても良かったのにな。と思う。
よくよく考えればすごく良いラストなのに、イマイチ伝えきれてない気がする。
「靴の意味」と「往復券」ね。すごく良いのに。え?お終い!?感は否めなかったよ。後でジワジワくるだけに残念。
それと、広大なアメリカの大地はすごくすごく雄大で素晴らしい景色。アメリカの良さってコレよね。
いろいろあって、いろいろあってライオンは狂乱する。噴水のライオンにまたがり「愛してくれこの俺を!」と叫ぶ。
純白だったリボン付きの大きな箱。少しずつ汚されてひしゃげて、汚くなっていく。。もう心が痛い。
アル・パチーノはマフィア、ギャング的な映画より、初期の方が絶対良い。狼たちの午後的な。ね。

The End_430 元住吉 / Nikon F3
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