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「だれかのことを強く思ってみたかった / 角田光代 佐内正史」

八日目の蝉は読んだ。面白かったけど、とても女性的な小説だと思った。
だからそれ以来この人の小説に手が伸びることはなかったんだ。
良い意味でも悪い意味でもなく、なんとなく僕のための小説じゃないと思った。
でもなんでこの本を読んだかっちゅーと、写真が左内正史だったから。
ファンって訳じゃないけど。

小説家と写真家が一緒に本を出すのは別に珍しい事ではない。
一緒に散歩をし違う価値観、視点で一つの本を作る。コンセプト自体は凡庸なものだと思う。
でも角田さんの文章。これが良かったな。小説よりもエッセイ風だからかな。
女性的な本だなあ、とは思わなかったんだよ。

写真の左内さんはね。まあ、ほら。写真っていろんな見方が出来るからさ。暗示的だし。
写真に関して言えば、どの観点で良いのか悪いのかまったく判断できなくなってきた。
文章と抱かせるとまた変わるしさ。どの視線でみれば良いのか、ますます分からない。
なんだろう。どうしよう。って思ってしまう。ほんとうに。

こうゆう異種格闘技本を読むと毎回思い出す。
村上龍と坂本龍一の「モニカ」坂本龍一がみた「夢」を村上龍が「物語」にするってゆう試み。
すごく抽象的でさ、影響受けすぎて建築の方の卒業制作のコンセプトにしたんだ。
だから21歳の時か。10年前。小説を建築のコンセプトにする
なんてロマンチックな学生だったんだろう。

その作品って、ありがたいことに学校寄贈になったんだけど、今でも保管されてるのかね??
怖い物見たさで見てみたい。

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The End 356_横浜 / Nikon F3

「Trinograph.」「とりあえずの場所」「twitter」
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