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ギシギシきしむ骨
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「水死 / 大江健三郎」

もちろん大江健三郎は知ってますが、小説は読んだことがなかった。
まあなんだか堅そうだ。という固定観念だけですが。
昭和人の小説で言い回しがレトロというか、モダンなものが苦手。
ぱらぱらめくって読んでたら、そんな雰囲気だったのでどうかしらと思った。

読んでみると、、面白かった。
その言い回しはわりとすぐ慣れた。でも難解な部分はすごくあったよ。
大江健三郎自体をあんまり知らないので、この小説が分かりやすい部類に入るのは
後で知った。もっと難解な小説ってなんなんだろう。興味あるな。

でも、、
主人公は、長男と決裂し、妻は癌に病み入院し、実父の水死の真相に苦しみ続けている。
そんな小説、、あんまり他人にお勧めできないかも。しかも自叙伝的な節もあるしな。

でも、、
「自分はいまにも現に崩壊に瀕しているんだ」という一文に心ひかれてしまう僕には
すごく魅力的な小説だった。
村上春樹のあとに読むには少し重かったけど。

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The End 348_白金高輪 / Pentax645+Carl Zeiss T* Planar CF 80mm F2.8

「Trinograph.」「とりあえずの場所」「twitter」
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