FC2ブログ
橋のうえで会いましょう
inglourious-basterds9.jpg

「クエンティン・タランティーノ / イングロリアル・バスターズ」

何度も言うけれど、僕はグロが苦手だ。
タランティーノのグロはいわゆるグロとはちょっと違うかもしれないけどやっぱり苦手は苦手。
そして今作は、ナチス占領下のフランスでナチ殲滅作戦をくりひろげるアメリカ軍中佐ってテーマなので
明らかにグロ必至!なのでみてなかった。でも最近お熱いレア・セドゥ出てるっていうから、それだけでみてみた。

1941年戦時下。フランスの田舎町のある農場を訪れるナチスのハンス・ランダ大佐がいた「ユダヤ・ハンター」の異名を持つ彼は話術で農場主を追い込み、床下にユダヤ人を匿っていることを白状させる。ランダ全員殺そうとするが、少女ショシャナだけは銃弾を逃れて逃げ去った。その頃ヒトラーは「イングロリアス・バスターズ」と呼ばれる連合軍極秘部隊の存在に苛立っていた。彼らはユダヤ系アメリカ人を中心にしており、組織を率いるのはアルド・レイン中尉だった。彼はカリスマ的な指導力を持ち、血気さかんな部下たちと共にドイツ軍に恐れられていた。

まあ想像通り辛かった。後半はそうゆう描写が少なかったけど、前半はいろいろと見れないシーンはあった。
だけどこの映画、それ以上に面白さが先行しました。これでつまらなかったら辛いだけです。
まず冒頭の農場のシーン、最初から異様な雰囲気に包まれる。牧歌的な風景に一滴だけ落とされた黒い染みのようにランダがやってくる。
この農家の家族の中にレア・セドゥがいるんだけど、あんまり写らない。セリフもほぼない。もう全然足らない。でもかわいい。

この悪役、ハンス・ランダ大佐がすごく良くて、本当に異様な怪しさと緊張感を持っている。ブラピより存在感あったかも。
クリストフ・ヴァルツという俳優さん。この人「007スペクター」の悪役の人。やっぱり筋肉隆々で強面のいかにも悪役という人よりも
こうゆう小柄で、ぱっとみ良い人風な人の方が怖い。特にこの人は、笑い方がすごく怖い。
それは「スペクター」でも今作でも共通して言える事です。もしかしたら現実社会にも、ね。

最初の農家が1幕。2幕はイングロリアスバスターズの紹介、3幕はショシャナのその後、4幕が計画、5幕が結果。って感じでポイポイ進みます。
3幕からはもう本当にポイポイと進むので、自分がグロ苦手なんて事すら忘れてたかもしれない。やっぱりたまに辛いけど。
酒場の心理戦もすごく緊張感あってハラハラする。あの全滅感は「トゥルーロマンス」っぽいなと勝手に思っていた。
ナチのプロパガンダ映画の上映会もいろんな人の思惑があって面白い。中でもやっぱショシャーナはね、、いろいろと考えさせられます。なぜためらったのか。

ショシャーナ役のメロニー・ロランという女優さんが、これまたかわいい。
「オーケストラ!」の時のブログにもかわいいと書いていた。僕はいつまでも同じようなことを言っている。
「イングロリアル・バスターズ」もこの時同じような事を言っている。3年前。やっとみましたよと当時の僕に言いたい。このブログ便利だな。
しかしこの映画をレア・セドゥ祭りにカウントして良い物か。最初にちょっとしか出てないのにクレジットされてるなんて。

te1624_2.jpg

The End_1624 ガス橋 / PENTAX67

LINKS : THE END WEB : PHOTO DAIRY : TRINOGRAPH : Facebook : Instagram
■■■
▲▲▲