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スローダウン世界
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「007 カジノロワイヤル」

「スペクター」を観て、いろいろ忘れている部分があった。ミスターホワイトってだれやねん。とか。
そういえば僕の07友達、ヒゲ君は「カジノロワイヤル」が一番好きだといっていた。
というわけでダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの初作品をみることに。ということは次の「慰めの報酬」もやっぱりみることに。
結果、ダニクレ版007を全部見直すことになってしまった。だったら順番にみた方が良かったかな、まあいいや。

英国の諜報機関MI6。殺しのライセンス「00」ダブルオーを得たジェームズ・ボンドは、テロリストへの資金供給の筋道を捜査していた。捜査線上に浮かんだのはル・シッフルという男。彼はテロ組織の資金運用をする貯めに株価操作を計画していた。しかしボンドがそれを妨害し損失を被った。MI6はル・シッフルが損失を埋める為にカジノでのポーカー勝負に出るという情報を得た。ボンドは財務省から派遣された女、ヴェスパーと共にカジノに向かう。

今作の冒頭アクションシーンがすごく好きです。もともとアクションに心躍るタイプの人間じゃないんだけど、この回のはすごく好きです。
工事現場を猛ダッシュして逃げる標的を追いかけるボンド。なぜこうゆう時の逃亡者は高い所へ逃げるのかわからんが、上へ上へ逃げる。
僕が高所恐怖症なのもあるけど、かなりの高度感&ギリギリのアクションで手に汗を握ります。
最終的に大使館に逃げ込まれても諦めないボンドが好きです「スカイフォール」の冒頭アクションも良かったけど、これは一番かも。

今作は表題通り、中盤からカジノでのポーカー勝負が結構なネックになってきます。
僕はポーカーどころかギャンブルをまったくしませんが、それでも分かる感じなので安心です。
ポーカーの勝負中にも急な襲撃を受けたり、いきなりアストンマーティンが移動型手術室に変わったり、いろいろあります。
ル・シッフルは悪役の中で好きな方です。お金に困ってる悪役というのも良い。人間っぽくて。

財務省の女、ヴェスパーは化粧が濃いのであまりタイプではないです。唇が厚くてタレ目で化粧が濃いとオバQです。
でもボンドと出会い、カジノに出向く前にホテルの洗面所で化粧をするシーンがあります。それは多分すっぴんに近いです。
それがかわいい。。やっぱり男性は女性のニュートラルな一面がちょっと見えるのに弱いんだと思う。
その後のシーンはずっと化粧濃いめな彼女なので残念です。でも僕は「スペクター」のレア・セドゥにお熱なのでどうでもいいです。

後半、ボンドが受ける拷問シーンがあるんだけど、ちょっと男性は直視できません。映画館でみた男性はリアクションに困ったのでは?笑
改めてみるとこれは結構複雑な話で、裏の裏、またその裏。みたいな感じでちょっと混乱します。途中ボンドの意識も混濁したりするし。
マティスの真相も結局次の「慰めの報酬」をみてやっと理解できるくらいでした。ナイスキャラで好きなんだけどね。ダンディだし。
でも最後はちゃんと切ないし、言葉にしてないけど、ボンドの気持ちがどんどん伝わる。強がって冷徹なふりしてるだけなのも。

しかしボンドはやっぱり海が似合う。フロリダ、イタリア、どこか分からないけど地中海のビーチっぽい所。似合う。
監督はマーティン・キャンベル。「スカイフォール」と「スペクター」の監督、サム・メンデスの都会派で高級な映像とは違くて
どこかアラン・ドロンの映画を匂わせる映像が、往年の007シリーズっぽくて好きです。
しかしこれは「慰めの報酬」とニコイチの映画です。終わりは続く感満載だし。と言うわけでつづきます。

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The End_1615 新宿 / PENTAX67

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