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注意深さだけでは不十分なときに
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「フォレスト・ガンプ 一期一会」

初めて子どもだけで映画館に行って、観た最初の映画はなんですか?僕はこの「フォレスト・ガンプ」です。
1995年公開映画だから、当時僕は15歳、中2か中3。バス乗って川崎のチネチッタに友だちと行ったのだ。
その当時、トム・ハンクスという名前や、ロバート・ゼメキスという名前を(BTTFは知ってても)知っていたかどうかわからん。
なんで「フォレスト・ガンプ」だったのかもわからん。副題の一期一会の言葉の意味も分かってなかったと思う、笑。

ある日、バスを待っていた男、フォレスト・ガンプは、同じベンチに座っている人に自分の半生を語り出した。アラバマ州のグリンボウで暮らしていたフォレスト・ガンプは、女手ひとつで育てられていた。生まれつき知能が低く、背骨も曲がっていた為に友達が出来ずにいたが、小学校に通うようになるスクールバスの中で美しい少女に出会い、運命的な恋をする。そこからフォレスト・ガンプの人生は激動のものになる。

僕の持っているアメリカの田舎の生活のイメージは、この映画で植え付けられていると思う。
いま改めて見直してもすごく良くて、好きで、素直に憧れを抱いた。川崎生まれの僕が懐かしいとさえ思った。
広大な芝生の真ん中にポツンと建つ白い木造の2階建ての家。切り妻屋根でテラスがあって、ロッキングチェアが置いてある。
内装は木の腰壁に花柄の壁紙、玄関の正面に二階への階段があり、部屋はバルコニーでもつがっている。好きだ。

戦後のアメリカ歴史を学ぶには、ヘタな教科書で勉強するよりもこの映画をみる方が分かりやすい気がします。
ウォレス知事の黒人差別撤廃、KKK、JFK暗殺、ベトナム戦争、ウォーターゲート事件、ヒッピー文化、ジョンレノン、
映画を通して歴史を知り、アメリカという国に憧れにも似た感情を抱くのも良い。そして僕は19歳の時に初めてアメリカに行った。
映画の中でガンプとジェニーが再会して抱き合うリフレクティングプールをみた。その時は感動したけど、もっと世界を広げないと、とも思った。

この物語は悲劇なんだと思う。人生は悲しいことばかりで、失うことばかりだという悲劇。実際にそうだしな。
そして死は生の一部なんだという教訓。仕方のないことだけど悲しいし、恋しいということ。でも一瞬の輝きの為に生きているんだということ。
「僕らには運命があるのか、それとも風に乗ってたださまよっているのか、たぶんその両方だろう。両方が同時に起こっている」
15歳の僕にどのくらいこの言葉が響いたのかは、まったく覚えてないけど、36歳のいまの僕にはとても響きました。

ラストのシーン、イントロダクションと同じく羽が風に乗って舞うシーン、普通になんでもないシーン。
僕はそのなんでもないシーンで、昔の自分が感じた言葉にできないなにかを感じた。というか思い出した。既視感にも似た感情。
映画は時間を越えるからすごく良いよな、とは僕がよく言う言葉。それはとても個人的なものだけど。
また何年か後にみたいと思います。しかしトム・ハンクスって若い頃も今も、髪の毛の量がずっと変わってない。これはミステリーだ。

ガンプが自己紹介する時「I'm Forrest, Forrest Gump. 」って言う。
これは「Bond, James Bond.」とかけてるのかな?そんな僕は最近、ダニエル・クレイグ版の007を見直しています。

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The End_1599 祐天寺 / PLAUBEL makina 670

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Comment

ながたけんじ

2016/04/25 22:52 ・・・EDIT

  もちろん兄弟です。冷戦下のソビエト連邦で、食べるものが全くなくひもじい生活だったけれど、彼らは肩身を寄せ合い耐えたのです。しかし運命は冷たいもので、実は彼らは血が繋がっていなかった。それは第二次世界大戦が終わってすぐのことだったから、とても間違いの多い時代だったのです。それでも彼らには絆のようなものがあったのです。血よりも強い絆が。兄の名前はミヒャエル・スヴャトポルクで、弟はミヒャエル・スタニフラフです。

ながたけんじ

2016/04/25 21:45 ・・・EDIT

  実はそのオリーブには名前があって、208と209という双子の姉妹なんだよ。普段は仲が良いんだけど、月に1回くらい酷いケンカをするから気を付けてね。そうゆう時は天災だと思って事態の収束を黙って待つしかないと思う。だけど大丈夫、根は仲良しだからすぐに元通りになります。何事も慈しみの眼差しが大切みたいですよ。グッドラック。


 

 

 

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