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紙の壁
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「ユーズド・カー」

ロバート・ゼメキスと、スピルバーグコンビ。いわゆるBTTF(バックトゥザフューチャー)コンビ。
BTTF好きだけどみたことなかったのと、ツタヤでプッシュされてたので、みてみた。

アリゾナ州で中古車店を営むルークは、高齢で心臓に持病を抱えている。部下ラソーはハンサムで口が達者なセールスマン。将来は政治家になるべく野望を持っていた。その選挙資金の6万ドルを貯めるべく仕事に励んでいた。この店にはライバルがおり、その店は道を
はさんだ向かい側に構えていた。ある日その店が送り込んできた刺客によって、ルークは酷い目にあう。それを機にラソーは復讐心を抱きつつも、ルークの目を気にせず自由なセールス商法を始める。

僕が生まれた1980年公開の映画。映画はその時代の雰囲気が、制作者の意図が組み込めれているにせよ、文章よりわかりやすい。
僕がまだ自我も自意識もない細胞の塊だった頃の時代はこんな感じだったんだな、と。それにしてはコメディ感満載のふざけた映画だけど。
いわゆるアメリカのコメディです。昔はアメリカンジョーク的なものが理解できなかったけど、ちょっと笑ってしまうのは歳をとったからか。
それともそれも人間の器みたいなものが大きくなったからだろうか!

基本的にはふざけたコメディ映画なんだけど、ちゃんと起承転結があって、映画としてはちゃんとしている。
ラブロマンスもあるし、エロもあるし、最後もちゃんと焦らすし。バカバカしい物語だけど退屈はしない。
だから総合的に言うとたいした映画じゃないんだけど、みても特に損した気にはなりません。
特にビーグル犬の演技には神がかりなものがある「アーティスト」ラッセル・テリアに近い物がある。

そして個人的に大好きなアメリカの車がいっぱい出てきます。タイトルがタイトルだけにかなりボロいけど。
でもアメリカ車って、ボロい方がらしいというか、ホコリかぶって、走るか走らないかわからない。そうゆうイメージが定着しています。
シボレー、キャデラックはあたりまえに。同じ車のはずなんだけど「アメリカングラフィティ」のような艶はない。まったくない。
他にもアメ車じゃないけどワーゲンやフィアットなど、僕が好きな車がいっぱい出てくるので、車好きには良いかもしれない。

1980年代のアメリカは、雑で下品だけど、なんか変な魅力がある。他にこの時代の映画ってあるかな。
とりあえず「ET」でもみるか。いで家のふたりもなんか言ってたし。

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The End_1550 林試の森公園 / PLAUBEL makina 670

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