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純文学よ、さようなら
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「内田けんじ / 運命じゃない人」

これの体調を崩してた時に、家にあったDVDをみていた。
「鍵泥棒のメソッド」とか「アフタースクール」とかで有名な内田けんじのデビュー作。みるの2回目。

失恋して意気消沈している武は、別れた彼女あゆみの写真を眺めてばかりで仕事に力が入らない。ある晩、親友で私立探偵の神田から呼び出され、レストランに向かった。同じレストランには婚約破棄になり住む場所を失った真紀という女性がいて、一緒に食事をすることになる。そしてトイレに行くと席を立った神田はいつのまにか居なくなり、真紀は武のマンションに泊まることに。そこに別れたはずのあゆみが現れ、、。

大好きな作品だったんだけど、2回目だからか体調が悪いからか、あんまり楽しめなかった。
実はこの時にあいつはここでこうなってて、細かい伏線が最後に全部つじつまがあって、はいスッキリ!的な物語。
今ではこうゆうの、よくある感じの作品になっちゃってるかもしれませんが、当時はすごく衝撃を受けた覚えがある。
やっぱり内容を覚えてるとひっかけに驚けないで、白々しく眺めてしまった。

前にも書いたけど、この物語の良い所は「誰も損してないし、誰も得もしていない」という事。
あらすじで書いた人間以外にもいろんな登場人物がいるんですが、誰も損も得もしていない。
ドタバタしてるのにそうゆう不毛な感じはすごく好きです。結果なんてないのに、真剣になっている人ってすごく良いし、すごく面白い。
逆を言えば、結果を求めてる人間ほどつまらないものはないんだろうな。。

以下、前回書いたもの。冒頭に私立探偵の神田が、ハートブレイクの武にもの申す言葉がある。
「出会いなんか自然に向こうから来るとおもってるんだろ?もう学校は卒業してるんだから、自分から掴まないと出会いなんてないんだよ?おまえはまだ人生に期待しちゃってるんだよ、30歳過ぎたら運命の出会いとか一切ないからな。自分で何とかしないとずっと一人ぼっちだぞ!」的な(すこしうろ覚え)まるで僕が言われているようにグサリと刺さった。だけど僕はまだまだ人生には期待しているのだからしょうがない。
その時からはや3年。まったく状況も考え方も変わっていない自分に驚く。ここまで来れば僕はずっとこのままだろうな。

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The End_1523 渋谷 / PLAUBEL makina 670

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