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マインドコントロールされる人、する人
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「アバウトタイム 愛おしい時間について」

話題になっていたけど、どこかいかがわしく、そしてジャケットのデザインが好きになれずみる気が起きなかった。
でも、新作(準新作も)5本で1000円のツタヤ旗の台店(他の店舗もそうなのかな)の、あと一本の埋め合わせでみてみた。
これがすごく良い話で、僕は結構感動してしまった。やっぱり期待度は低い方が良いのかな。
この時読んでた「君を覚えてる」と共通するタイムスリップ系のSFです。

イギリスの田舎に住む青年ティムは両親と妹と、伯父の5人で暮らしていた。コンプレックスの塊であるティムは年頃になっても恋人ができず、いつも後悔しては先に進めない、ふさぎがちな人間だった。21歳の誕生日をホームパーティで迎え、二日酔いで頭の痛い朝。ティムは父親にあることを告げられる。それは「一家に生まれた男子にはタイムトラベル能力がある」というものだった。まったく信じないティムだったが、父親があまりにも真面目に語るので、冗談に乗るつもりでタイムトラベルを試してみた。

ちょっと優等生気味な空気はあるし、きれい事が多い気もするけど、久しぶりにみた後いろいろ考えてしまう映画だった。
失敗したこと、後悔していることを戻ってやりなせればどんなに良いか。だれでも一度は考えることだと思う。
でもそれが本当に幸せなことなのか、そもそも本当の幸せはなにか。ということを語っている物語です。
コメディ感があるけど、そんなにしっかりとしたコメディではないので、真面目にみられて良かった。

物語の前半、ティムは自分の失敗をやり直すために、その都度時間を戻す。でも後半に進むにつれて、その回数が極端に減る。
使うは使うけど、使い方が変わってきてた。彼の心の中で心境の変化が起こってるが見える。
そもそもこの物語で良いたいことは、タイムスリップはあまり関係がない。ということが分かってくる。
タイムスリップは、時間はもう戻らないからこそ美しいものなのだ。ということが言いたい為のオプションだと思う。

同じ一日でも取り方によって幸せな一日にも最悪な一日にもなる。時間は皆に平等に与えられ(相対性理論の話は置いといて)いつか皆が死ぬ。
ずっと変わらず、楽しく今のままでいれることは幸せなことなのかもしれない。でも人生には悲しい事もあり、別れもある。
良いこともあれば悪いこともある。どちらかといえば悪いことの方が多いくらいだ。
それでも限りある人生を、生きて、輝くことに意味があるということを語っているのだ。うーん、優等生!

途中からタイムスリップに追加ルールみたいのが加わる。それはみてもらいたいけど、僕はあんまり納得しなかった。最初に言えよ、と。
あと、未来には行けないっていってたけど、過去にいって戻ってくるシーンがある。それはどうゆう扱いになるんだろう。
エヴェレット解釈=パラレルワールドがあるとした場合、過去に戻って自分の行動を変えるけど、行動を変えなかった時の自分。
そのオリジナルの自分はどうなるのか。ドッペルゲンガー的な不安も付きまとう。なんてことは気にしなきゃ良いのか、。

強い風と雨が振り付ける悪天候の中で行われる結婚式。これはかなり好きなシーンでした。
皆正装してるのに風に吹かれ、土砂降りにあう。トラッドな田園風景の中、その光景はスローモーションで繰り広げられていた。
やっぱり災難や大変だったことの方が記憶に残る気がする。良い意味でも悪い意味でも。
このシーンはその場にかカメラマンとして参加したいくらいでした。

イギリス南西部のコーンウォール地方の美しい風景と、ロンドンの町並み。
特にロンドンの真っ暗な夜道のシーンは、個人的に色んなことを思い出してしまった。
女優役のレイチェル・マクアダムスがかわいいかった。「君に読む物語」の人、「ミッドナイト・イン・パリ」の人
その映画で見たときはあまり好きじゃなかったんだけどな、、歳を取ると言う事はとても美しいことだ。

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The End_1392 馬喰横山 / PLAUBEL makina670

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