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深い夢とそのヒント
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「デヴィッド・リンチ / ツイン・ピークス 第一部」

デヴィッド・リンチ祭り、第五弾。ついに手を出してしまったアメリカドラマ。
ことしのお正月にフィンチャーの「ハウス・オブ・カード」に手を出してから封印していたアメリカドラマ。
この超個人的デヴィッド・リンチムーブメントに乗っかり、ついにみることになりました。
この流れだといつかはみるんだろうし、2016年に続編も始まるらしいし、これを機に。

アメリカの北西部に位置する田舎町ツインピークスで、美しく定評のある女子高生ローラ・パーマーの死体が見つかった。犯罪とは無縁ののどかな街で起こった残虐な事件にFBIの特別捜査官クーパーが派遣された。誰からも愛されていたローラは、捜査が進むにつれて裏の顔が明らかになっていく。そして彼女らをとりまく人間は全員どこか影があり、事件の闇深さを想像させる。そしてある晩、クーパーは不思議な夢をみる。そこは真っ赤な部屋で、小さなおじさんとローラが生きた状態でソファに座っていた。そしてなぜかクーパーは老人になっていた。ローラはクーパーの耳元で囁くように自分を殺した人物の名をクーパーに告げる。

シーズン1と書いてあったけどなんだか変則的で少し混乱した。後で調べたら全30話のうち、大きく3つに話が分かれているらしい。
ローラ・パーマー殺人事件は途中でひとつの区切りはあれど、最後まで共通に通じてる事件っぽい。
基本的に長い物語だし、3回に分けてだらだらと感想を書くので、ネタバレは必至になってしまいます。
古い映画だし、どメジャーな作品なので、その辺ご理解頂ければ!端的な感想は、長い!疲れる!でもみちゃう!です。みる人は選ぶ作品かな。

あらすじに書いた「赤い部屋」は3話だったかな?結構序盤に出てきて、僕が求めていたリンチ感を強烈に感じることになる。
前にツインピークスにトライした時、たしか「ハウス・オブ・カード」のすぐ後だったけど、その時はリンチ抗体がなかった時なので、
この赤い部屋が出てきた所で投げ出した記憶がある。「なんじゃこら!もうついていけへんわ~」という感じでやめてしまった。
ところがいまではこのシーンをみてワクワクしている自分がいる。たった半年ちょっと前のことなのに変わるもんだ。

今までみてきたリンチ映画にも少しシニカルコメディ要素はあったけど、どちらかといえばカルト臭の方が強かった。
この物語も殺人事件から始まって、真犯人を追うただの刑事ドラマではなく、カルト臭はかなりプンプンする。
だけど同じくらいコメディ感も多い。登場人物も多いので、ふざけたキャラクターは多い(ほとんど全員?)
そして当たり前だけど全員英語の名前なので、覚えるのが大変。でも最初に覚えておかないと後で辛くなるので頑張って覚えた。

とにかく個性なキャラクターばかり出てくる。

まずFBIのクーパー捜査官「ブルー・ベルベット」でイケメン主役を演じていたカイル・マクラクラン。
コーヒーとドーナツとチベットをこよなく愛する主要人物。僕のつけたニックネームは唐沢寿明。
保安官は高校の時の加藤先生、ボビーはジャスティンビーバー。そのツレはボンジョビ、片眼のおばさんは銀河鉄道999のメーテル。
という感じで勝手にあだ名をつけて覚えてた。そのくらい登場人物が多い!でもみな個性的なのであまり苦しくはなかったかな。

その中でひときわ輝く美女。オードリー役のシェリリン・フェン。この子がかなり小悪魔かつ美貌の持ち主で、僕はメロメロになった。
第二のマリリン・モンローを彷彿させるビジュアル。役は本当に破天荒で、自分勝手な女の子役ですが、実際も素直そうではないよな。
実際リンチの恋人だったらしい、映画監督って本当にスケベ!僕はまだロマン・ポランスキーのことを許していないのだ。
ちなみにデヴィッド・リンチも捜査官として出てくるんだけど、声がでかくてかなり好きなキャラでした。

第1部まで見終わって、事件は解決しました感をちょっと出していたけど、なにも解決してないしなにも明確になっていない。
むしろ謎は深まるばかりで、伏線も多く回収に不安は覚えるうえに、新たな登場人物も出てきて複雑になっていく。
全編を通してリンチ特有の「なんだかわからないけど不気味な雰囲気」と「人智を越えた不思議なものとその力」が物語の中にあふれている。
苦手な人は苦手なんだろうけど(8か月前の僕)たまらない人にはたまらないんだろう(今の僕)

つづく

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The End_1352 丸子橋 / SONY RX100m3

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