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かたまりの音楽
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「デヴィッド・リンチ / ワイルド・アット・ハート」

デヴィッド・リンチ祭り、第三弾。
1990年のカンヌ、グランプリ受賞作。

セイラー・リプリーは恋人ルーラの母親であるマリエッタに恨まれていた。セイラーはマリエッタの差し向けた殺し屋に襲われ、逆に殺害してしまい殺人罪で逮捕された。刑務所での服役を終え、ルーラはセイラーを迎えに行く。再会を喜ぶ二人だったが、マリエッタは依然として娘からセイラーを引き離そうとしていた。二人はマリエッタからの嫌がらせを避けるべく、思いきって州外に逃げ出すことにする。

前回の「ストレイト・ストーリー」が僕が思う「リンチ風」ではない物語だった。だけどこちらは序盤からリンチ風。
ぶっ飛んでいた。ぶっ飛び方が「マルホランド・ドライブ」とは違う種類の飛び方だった。
マルホが静かなぶっ飛び方だとしたら、こちらはストレートにハードにぶっ飛んでいた。
そしてこれ以上ないラヴストーリーだった。愛が世界を支えているのだよ諸君。

追いかけてくるマリエッタを背後に感じながら、いろいろなアクシデントをくぐり抜け愛を求める二人の逃避行。
彼らには現実的なものはなにもなく、酒とダンスとセックスだけしかない。それでも二人の愛だけは真実だと思って逃げる。
僕はこの物語をみててマリエッタが狂っているのか、それともこの二人が狂っているのかわからなくなって来た。
そもそもこの世界が狂っているんだよというリンチの問いかけにも取れた。二人が最上級のバカップルということだけは真実だったけど。

意味深にマッチをこすり、炎のアップ映像とエレキギターの効果音、そして「ラヴ・ミー・テンダー」
リンチ的なメタファーにあふれた映画です。だけど最後のマリエッタをみて、この物語のベースに気付いた。
レビューとかみると、皆さん最初の方に気付いてるみたいだけど、僕は最後の最後まで気付かなかった。
それを元に物語を思い出してみると、いろいろ気付くことがある。今作はすぐに見直したりはしなかったけど。。

先に書いてしまうけど、今「ツイン・ピークス」をみている。封印したアメリカドラマだ。ハマっている、と思う。
リンチ作のドラマで、ある田舎で起きた殺人事件を取り巻く物語。陰鬱で精神的に絞られるリンチ表現であふれている。
それとは対極にあるこの映画ですが、これはこれで細かい所に意味が散りばめられていて、伏線も張られ、意味も通っている。
僕はどんどんリンチを崇拝して来だしている。とりあえずツインピークスを全部見ちゃおう。

ニコラス・ケイジは若い頃から薄毛だった。お爺さんは昔からお爺さんのまま。と同じかどうか。
でもニコラス・ケイジは好きな俳優のひとりで、始めてみたのは「コン・エアー」だったかな?
「ナショナル・トレジャー」もインディジョーンズとダヴィンチコードが混ざったような話だけど、好きだ。笑
最近はあまり聞かないな「キックアス」以降みてないけど、好きなのでどんどんスクリーンでみたいです。

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The End_1346 鷹ノ巣山 / Nikon D610

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