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小人踊り
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「セッション」

滑り込みでシアターでみてきました。アカデミー3部門受賞作品。助演男優賞と録音賞と編集賞。
DVDで良いかなと思う所もあったけど、ぽっかり予定があいたので。
結果、DVDで良かったかもしれない。音の部分だけで言うとシアターでみる意義はあるかも。
早稲田松竹と目黒シネマ以外の映画館に行くのはことし2回目だけど、やっぱり映画1本1800円は高すぎる。

ジャズドラマーを目指し音楽学校に入学した19歳のアンドリュー。彼は厳格なフレッチャー教授の目にとまり、彼のバンドの新人として招集された。フレッチャーは完璧な演奏を求めており、その為には罵声も暴力も辞さなかった。その指導に必死にくらいつくアンドリューだったが、レッスンは段々エスカレートし、狂気じみたものに変わっていく。

アンドリューが人間として好きになれなかった。ドラムで有名になりたいという野望を抱いているのはわかる。
汚い手を使って周りを陥れ、自分がはい上がるのも、、わかる。そして人よりも努力したのもわかる。でも好きになれなかった。
夢を綺麗に語るのは良いけど、寝坊したり、事故が絡んだからしょうがないけど、遅刻もする。そして主奏者の席を奪われそうになると怒る。
「自分が悪いんじゃん」としか思えなかった。あとは女の子の扱いも雑というか、自分勝手すぎて嫌悪感を抱く。

もうひとり、鬼教授のフレッチャー。厳格かつ神経質すぎる指揮者として、演奏者を精神的に追い詰める。
これがまたすごい演技で、助演賞というか主演賞でも良いんじゃない?と思いました。そのくらい嫌悪感を抱いた。笑。
言葉の暴力なんてあたりまえで、体罰というか、物が飛んできます。完全に殺す気です。
でもアメとムチなのか「バンドを高みに持っていく為にはしょうがないんだ」とかしょんぼり言い出す。そうゆうのに弱い僕です。

内容はネタバレになるので語りませんが、大きな感想をいうと「こいつらちょっとおかしいんちゃうん」です。
あと最後のシーンは、とても話題で、僕もみててドキドキしたんだけど、冷静に考えると公共の場で私情を出し過ぎです。
周りの演者は本当に迷惑極まりない話です。ひとことで言うと「よそでやれ!」に尽きる。
そのくらいこの二人は自分の世界に入りすぎていて、周りが見えてなさすぎて、こわい。映画としてはそのくらいの方が良いんだろうけど。

全体的に106分の短い話、登場人物も最低限、難しい伏線や、心の動きを探すこともなく、シンプルな物語です。
ラストがすごい!と前情報あったから期待してたけど、個人的にはあんまり心震えなかったです。周りのことばかり気にしてしまった。
でもあっという間に終わったから面白い映画だったんだと思います。だけど1回でいいかな。
終わった後はデューク・エリントンを聴きたくなります。ジャズって、トリオも良いけど、バンドも良いよね。

彼女役のメリッサ・ブノワ。かわいいわー。映画館の売店でアルバイトしてる彼女にアンドリューが声をかけるんだけど
その対応がまたかわいいわー。こんなかわいい良い子に酷いことしやがって、アンドリューは本当に嫌いになりました。

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The End_1337 代々木上原 / Nikon D610

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