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ガトー・ショコラの安定度
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「真実の行方」

エドワード・ノートンのデビュー作。リチャード・ギア主演。エドワード・ノートン大好きだけど知らなかった。そして名作でした。
1996年公開、スーツの着方が90年代まるだし。肩幅広くてトレンチ羽織って風を切って失踪するビジネスマン。手にはサンドウィッチ。
ローラ・リニーという女優さんが演じる女性検事がとても恐い。頭が切れて仕事が出来て気が強い女性って、驚異。ごめんなさいしか言えない。
この人「デビッド・ゲイル」とか「ミスティック・リバー」とか、好きな映画にこぞって出てる女優さんだった。全然覚えてない。

シカゴでカトリックの大司教が殺害された。全身をナイフで滅多刺しにされて。現場から血まみれで逃げ出した19歳の少年、アーロンは逃亡むなしく逮捕された。この事件の弁護を無償で受けたマーティンは、マスコミに注目される人気弁護士。彼の目的は売名だった。アーロンが真犯人だろうが無実の罪だろうがアーロンに関係なかった。いかに難しい裁判で無罪を勝ち取り、名声を得るかが彼の目的だった。しかしマーティンが面会した少年は、気弱で吃音となまりがある弱々しく素直な少年だった。彼を見てアーロンの無実を心底から信じるようになる。そして裁判は始まる。

エドワード・ノートンは「怪演」という言葉があてはまる俳優さんだと思います。僕の中で「怪演=好きな俳優」という図式があります。
個人的にはハビエル・バルデム、ホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、ショーン・ペンもかな?あとジャック・ニコルソン。
エドワード・ノートンはまずハンサム。女性心をくすぐる笑顔、それがころっと代わる狂気。なによりも眼。特にこの映画は眼に注目です。
「ダウン・イン・ザ・バレー」とか恐怖だったな。10代の少女に入れ込む中年男性。ハンサムだから無害に見えるけど、、の話。怖かった。

この映画の話に戻ると、最近どんでん返し系の映画を好んでみている僕です(みんな好きでしょ?)
その中でも一番のどんでん返しでした。びっくりした。これはハードルを上げているつもりはありません。
こんな名作見逃していたとは!まだまだ知らない名作いっぱいあるなー。だから映画はやめられない。
そしてこの作品はかなりのオススメ映画になりました。興味ある方は是非みてみてください。本当に怖かった。

「裁判モノ」として見応えは十分にある映画だということを最初に言っておきたい。
無罪にさせたいマーティン、検事時代の部下だった検察官、大司教の二面性、市長や知事の土地開発、など、色んな思惑が見え隠れして面白い。
アーロンには不利な証拠しかない。血まみれで逃走、返り血と大司教の血液はDNA鑑定で一致。動機もゆくゆくハッキリしてくる。
その全くもって不利な状況を覆していく作業がみててとても面白かった。ジャネット検事とのせめぎ合いも見物でした。裁判モノとしては。

これは見た人と語り合いたい映画になってしまった。二度見の人続出というのもうなずけます。
マーティン弁護士の気持ちになっていろいろ考える。自分の売名目的といえど正義感もあったということ。
社会悪って言葉が合っているか分かりませんが、ずるい大人の思惑をへし折ったこと。アーロンへの気持ちも含め、裁判モノとしてほんと面白い。
でも。。これ以上はハードル上げすぎかな?ぜひみてみてください。みたら感想聞かせて!

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The End_1321 環七 / Nikon F3

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