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デカルト思考
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「イースタン・プロミス」

続いてこれもどんでん返し系の映画。グロありなのでご注意ください。グロというか痛い表現。
ぼく基準でいえばかなりギリギリでした。途中厳しくて見れないシーンは多かった。
ヴィゴ・モーテンセンという俳優さん「ロード・オブ・ザ・リング」に出てた人が主役なんだけど、かなりかっこいい。
クールでハードボイルドな役柄なのに、サウナでスッポンポンで殺し合いをするシーンはかなり滑稽です。痛々しいけど。

ロンドンの病院で産婦人科医をしているアンナ。ある日ロシア人の妊婦が運び込まれる。おそらくまだ10代の少女にみえたその妊婦は、赤ん坊を産んだ後に命を落とした。遺品であった日記にはロシア語で文章が書かれてあり、アンナは伯父にその文章の翻訳を依頼する。その内容はとても酷いもので、危険な臭いを発していた。しかし赤ん坊の家族を見つけ出したいアンナは小さな手がかりを元に、あるレストランに向かう。そこはロシアンマフィアのアジトでもあった。そこでマフィアの運転手であるミステリアスな男、ニコライに出会う。

イタリアン(シチリア)、アメリカン、メキシカン、ジャパニーズ、いろんなマフィアがあるけれど、ロシアンってなんか特に怖いイメージがある。
イタリアやアメリカのそれとは違い、地味で冷血なイメージだ。それこそ冷戦のプロバガンダかもしれないけど、表情を変えずに人を殺すイメージ。
ボスのオフの日は(オフの日?)カシミアのギュンギュンのセーター着て、暖炉前のロッキングチェアでウォッカやりながら葉巻をくゆらしている。
寒い地方は保守的になり、ファミリーの結束も高くなるのだ。きっとね。

この映画すごく面白くて引き込まれるものがありました。伏線の張り方が地味で良い。痛い表現だけは本当に辛かったけど。
移民の町ロンドンが抱える闇もあり、ロシア人への偏見もあり、売春問題も地味に入ってて、物語以上に奥行きがある。
シンプルにすごく考えさせられてしまった。男性視点でも女性視点でも思う事はいっぱいあるんじゃないかな。興味あれば是非。
ファミリーのドンの悪人っぷりや、息子の七光りっぷりなど吐き気がすることは多い。それだけで映画として面白いんだけど。

どんでん返しどーん、は大してびっくりしません。そんな大そうなものではないと思います。ひっかけ程度かな。
ヴィゴ・モーテンセンの演技がうまいのか、気付かなかった部分はあるけれど、ちょっと無理矢理な感じはあるかも。
でも先に書いた、地味な伏線はとても趣味でした。売春宿での一コマ、息子への対応、タトゥーの意味とか。
ひとことだけ感想を言わせて頂ければ、、「おいおいそこまでするのかよ」です。それではお楽しみください。

ナオミ・ワッツがとってもかわいいかった。イニャリトゥの「21g」が印象的な女優さん。あとデビッド・リンチか。
いつも思うんだけど、海外セレブの人が着飾ってパーティとかに出てるのをみてもまったく魅力を感じない。
でもデニムにTシャツで髪の毛を雑に結ったりしてるとすごく魅力的だったりする。そういうもんです。
この映画では、デニムに革ジャンにロシア製のバイクにまたがってる姿はとても良かった。そういうもんです。

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The End_1313 赤羽 / PLAUBEL makina 670

「THE END」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph.」「Facebook」
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