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経験的言葉
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「コーヒーをめぐる冒険」

ほら、僕コーヒー好きだしさ、なによりもタイトルがさ、村上春樹好きならさ。ね。
という訳で前情報なにもなくみてみました。しかし原題「oh boy」がなぜ「コーヒーをめぐる冒険」になるのかは謎です。
ベルリンはモノクロームの映像が似合う町なんだと思いました。

大学を中退してから二年間、ブラブラとその日暮らしをしているニコは、朝から恋人と些細なことでケンカし、別れてしまった。そしてコーヒーを飲みまくり、自動車の運転適性診断では取り上げられていた運転免許証を返して貰えなかった。しょうがなく、またカフェでコーヒーを飲もうとしたニコは所持金が足りなかった為、ATMでお金を下ろそうとするが、カードが機械に飲み込まれてしまった。なにもかもうまくいかない男の一日が始まる。

いわゆる、なんとなく進む与太話に近い物語でした。でもこれすごく面白かった。
でもその方がリアルだったりすることがある。現実はそんなに劇的なことは起こらないから。
ニコは色々な人物と関わりを持ちながら一日を過ごしていくんだけど、その人物がとてもユニークなひとばかり。
中でも、どこか淋しげなお婆さんは、僕の中ですごく印象として残っています。お爺さんもか。

この映画はとても暗喩めいた表現が多くて、後半はなんとなく素直に見れなくなってきてる自分がいた。
だからといって難しいかと問われたら全然難しくないので、誰にでもお勧めできます。ただオチというオチはない。それだけ。
たった一杯のコーヒーを飲み損ねただけなのに、そこからすべてが変わっていく。それでもニコはこれからも人生を続けるし、変わっていく。
いっちゃえばモラトリアム男子のバタバタな一日、なだけなんだよな。ライ麦畑的な。

そうそう、この映画はいろんな映画のオマージュ感が詰まってて、映画好きにはほくそ笑むシーンは多かったです。
それは実際みてみて楽しんでください。それと後半の急展開は、個人的にはとても好きでした。
90年代のハリウッド映画をみてると、皆あたりまえにタバコをふかしているので、見てて吸いたくなる時期があったけど
この映画はみてると、とてもコーヒーを飲みたくなります。タイトルがタイトルだけに、あたりまえだけど。

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The End_1286 西小山 / Nikon F3

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
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