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物語のサイクル
蛭ヶ岳(1567m)

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The End_1281 蛭ヶ岳 / Nikon D610 と SONY RX100M3

5月14日、また丹沢にいってきました。
やっぱり丹沢の好アクセスはとても魅力なのと、このあいだ塔ノ岳を登った時にその奥にも行ってみたくなったので。
だけど地図をみてると、その奥の山は日帰りの僕にはどうも厳しそう。山小屋泊、マイカーとかを含んで考えるといろいろ広がるんだろうな。
とりあえず塔ノ岳の奥にある蛭ケ岳まではどう計算しても行けそうにないので、丹沢山まで行って前とは違う道で戻って来るコースにしました。
ところがまったくそんな予定の山登りにはなりませんでした。

前に書いた僕の登山のペースについて。写真撮りながらなので遅い、だけど休憩しないで歩き続けるので結果、先に山頂に着くというもの。
今回、塔ノ岳までは前と同じ大倉尾根だったので、新緑効果はあれどあまり写欲にかられず、そこは割り切り歩くのに集中してみた。
知っている道ということもあり、前より早いペースだという自覚と共に黙々と登り続けた。結果、地図だと210分の所、150分で塔ノ岳山頂に到着。
予定より1時間早く着いた。やっぱり写真撮影が時間を削ってるんだな。。撮る度に止まるからリズムも切れてしまうし。でも写真はしょうがない。

塔ノ岳山頂、前回よりも天気が良く見晴らしも良かったんだけど、いかんせん前回見てるので、パパッと写真撮って一息ついたらすぐ丹沢山方面へ。
塔ノ岳は人気の山なので、平日といえどもそれなりに人が多い。だけど塔ノ岳の先はめっきり人が少なくなる。登山道の雰囲気もガラッと変わる。
未知のエリアに入って行く特殊な緊張感を抱きつつ一気に下った。帰りはこれを登る、という揺るぎない事実を脳裏の隅に追いやって歩いた。
本当に天気が良く、前の鍋割山稜みたいに「何もかもが地表から二、三センチぽっかりと浮かび上がってる様な気持ちの良い春の午前」だった。
一日通して浮世絵の様に浮かんでた富士山と、大倉尾根とは違う開けた景色が続いてとても楽しい。そんな道も1時間もぜず丹沢山に到着。
その時思ってしまった。というか塔ノ岳あたりから少しずつ考えていたことがどんどん大きくなっていった。「蛭ヶ岳、行けるかな。。」って。
丹沢山到着が11時。地図を見ると蛭ケ岳まで往復すると2時間20分。寄り道やめてまっすぐ大倉まで戻れば、なんとかいけそうな計算になったのと
丹沢山の眺望があまり良くなくて、達成感がなかったのも後押しして、行っちゃえー的に蛭ケ岳方面へ。半ばやけくそ感もあった。

蛭ヶ岳は神奈川最高峰です。特に僕はそうゆうのに固執する感じでもないのであれなんですが、なんとなく行ってみたいとは思ってました。
だけど先に書いたように日帰りだと自由度が低いので、選択肢から外れていた山でした。でもここまで来たし非現実的な時間でもないので。。
でもそこから頭の中は「暗くなる前に戻れるか」という不安との戦いでした。同じ道を往復する山登りは、歩けば歩く程帰りの道程が長くなる。
目的地に向かう行為はゴールから遠ざかる行為でもある。なんてドMな行為なんだ!と思いながらも歩を進める自分。
歩き進める程にどんどん自分の借金が大きくなっていくこと。その不安と戦いながら歩いていたけど、救われたのはなんといっても景色です。
アップダウンは厳しく脚を削るけど、塔ノ岳の山頂がずっと続いてるかのような景色を眺めながら稜線歩きができた。
そして優しくぽっかり浮かぶ富士山は終日そこにあり、見守られてる感があった。それと多くないけど人はそれなりに居るという事が安心させる。

そんなこんなで、鬼ヶ岩という少し怖い岩場と山頂直下の急登に心折れそうになりながら、12時10分、蛭ヶ岳山頂に到着。
前回、下山するまで炭酸飲料は飲まないと豪語した僕ですが、汗だくのまま山小屋に入り、コーラを頼んで一気飲みした。
眼下に宮ヶ瀬湖を見ながら飲んだコーラは、キンキンに冷えて美味しかったです。ぬるくないコーラ、最高でした。
という訳で無事山頂に着きましたが、頭の中では景色を堪能するよりも「早く帰らなきゃな」という気持ちが大きかったかも。
疲れて食欲もなかったけど、食べないと帰りがキツくなりそうなので、むりやりラーメン作って食べた。そしてちょっと休憩して下山準備。
その時に気付いたんだけど、山頂だと思ってたそこは山小屋のベンチスペースで反対側に山頂があった。山頂いかないで帰る所だった、危ない。
山頂の景色は富士山が正面にどかんと見えて絶景なんでしょう。だけどここに来るまでの景色と大差ないので正直あまり心が動きませんでした。
それはネガティブなものではなく、この日はずっと絶景だったという、とても贅沢なことがそうさせただけです。
残念感があった訳ではなく達成感に満ちあふれるものでした。ただ早く帰らなきゃ、ということで頭がいっぱいだったことは事実だ。

つづく

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丹沢山、蛭ヶ岳 | Comment : 0 | Trackback : 0
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