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おそらくそのうちに
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「ウディ・アレン / カサンドラズ・ドリーム」

ロンドン三部作の最後。スカーレット・ヨハンソンもウディ・アレンも出てなかった。一番シリアスな物語だったかもしれない。
というか一番憂鬱で、一番不毛で、一番愚かな物語だったかもしれない。曇り空のグレーなロンドンにはこうゆう憂鬱な話が似合うのかも。
ちなみに僕はユアン・マクレガーのファンです。スターウォーズのオビ・ワンもだけど、ポランスキーの「ゴーストライター」が良くて。
意外と僕は「アンチトレインスポッティング」派なので、あの頃の彼はあまり知りません。意外でしょ。

いたって普通の階級の男、イアンはビジネスで一発成功を夢みていた。弟のテリーはギャンブルが大好きだったが、恋人と共にそれなりの日々を送っていた。ある日ふたりは破格で売られていたヨットを購入し、カサンドラズドリーム号と名付ける。そんな平凡な毎日でも個人的に楽しんでいたイアンだが、ある女性に入れ込みだしてから状況が変わっていく。イアンは女優志望のその美女に対し、自分がお金持ちと偽って付き合っていた。その為日々お金がかかっていたが、ある日弟がギャンブルで大損を作ってしまう。

僕は全くギャンブルをしない人間です。昔は年末だけ買っていたけど、いまでは宝くじすら興味ない。
考えてみると僕はギャンブルしない、酒もタバコもやらない、嫁も子どももいない。なんにもない!
なんにもないけどすべてがある!、、ってそうゆう話はまた今度。とにかくギャンブルの魅力がまったく分からないんです。
この映画で弟はギャンブルで大損ぶっこいてしまうけど、端からみてアホだなあと思っていた。まったく不毛だ。

弟はギャンブルで作った借金を返す為に、兄は投資する(投資=金目当て=女をつなぐ)金の為に。一生懸命。
なんでそんなことの為に一生懸命になれるのか、みててとても不思議だった。僕にはお金や女性に対してそんなエネルギーはない。
ある意味で見習わないといけないことなのかもしれないけれど、、ない。ちょっとギラついた方がいいのかもしれないし。
でもお金にがめつい人ほど、お金を大切にしてない気がする。イメージね。本当に映画と関係ない話になってしまうけど。

そんな僕の意見をよそに、劇中の彼らはどうにかしないといけないので、色々と金策を練る。
最終的にはお金持ちの叔父さんに泣きつくことになるんだけど、叔父さんは意外な条件を提案する。
会話にも出てくるけど、そこからはもうギリシャ悲劇のように物事が転落していく。悪い方へ悪い方へ止まらない。
そうゆう転落していく物語って、趣味が悪く思われるかも知れないけど、とても面白かったりする。人ごとだからかな。

劇中、本当にウディ・アレン作品?と思わせるほどに、コメディめいたシーンもセリフもない。
かなりのシリアス路線だし、ラストもとても教訓めいてて、明るさは微塵も感じられない。
本格ミステリーとしてはそんなに深くないので、いまいちどうなのかと思うけど、映画としてはとても心に残る作品にはなった。
見栄は張るな!ギャンブルするな!自分の器を過信するな!そしてお金のことはきっちりと!と自分を戒めたい。

これでウディ・アレンのロンドン三部作はおしまい。

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The End_1279 多摩川 / Nikon F3

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