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巨大で孤独なNYC
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「DEAN」

いきなりですが僕はジェームズ・ディーンが大好きです。
といっても、映画は3本しか出演してないし(エデンの東以前はエキストラ)僕が生まれた頃にはもうこの世にいなかった。
リーバイスのCMに出てくるイカしたアメ公というイメージしかなかったけど、いつからか大好きになっていた。
高校生の時にアメリカの古い映画を貪るようにみていた時期があった。その頃みた「エデンの東」で大好きになったんだと思う。

最初から今回みた映画と話がずれましたが、この映画は24歳で幕を閉じたジェームズ・ディーンの短い人生を語った伝記映画です。子どもの頃父親の愛を受けずに育てられたこと。大人になって俳優をめざし、成功しても父親にだけは認められなかったこと。だけどどうしても父親に認めて貰いたかったジミーの葛藤が描かれている。その他にも、当時の映画社会の闇だったり、女優との恋。そして彼の演技にかける情熱を描いた映画です。

ハンサムだけど猫背で姿勢は悪く、シニカルにぼそぼそ喋る様は決して爽やか路線ではないのに、瞬く間に大スターになった。
特に「エデンの東」がそうだけど僕が大好きな1900年初頭のアメリカの時代設定で、もしタイムスリップできるならこの時代に行きたい。
もしくは50年代のバディ・ホリーかエルヴィスがいたアメリカ。今のアメリカにみじんも魅力は感じないけれど昔のアメリカ文化は大好きなんです。
これは意外に思われることが多い。よくヨーロッパ好きそうと言われます。ヨーロッパも好きだけど。

ジミーは子どものころに母親を亡くしているせいか、父親の愛情に固執している少年時代がある。
露骨なまでにジミーに冷たく当たる父親は、なにか怨念めいたものを感じてしまう。だけどそれにもいろいろと理由がある。
痛々しくも素直に父親を求めるジミーを見てるととても苦しくなる。トラウマを乗り越える為の自己顕示欲「エデンの東」のキャルそのまま。
彼の役が往々にして思春期の葛藤を題材にしたものだったので、イメージが定着してしまった所はあると思うけど、彼自身を演じただけかもしれない。

誰もが通る成長期、青春の最中に抱く葛藤を劇的にではなく、地味に演じた彼の演技が買われたのかもしれないけど、一瞬でスターに上り詰める。
よくある「ちょっと売れたからというだけでワガママになった若者俳優」というイメージが先行する描写が多かったのは少し残念です。
遺作「ジャイアンツ」の撮影時、監督とウマが合わなく、出演を渋っていたというエピソードは真実を元にしているみたいだけど
本当にあんなに感じが悪かったのかはいささか信用ならない。みてるとただの性格悪いガキんちょでしかない。残念。

僕がここまで彼に惹かれる理由はなんなんだろうと考える。好きな俳優は彼以外にもいっぱいいる。多すぎるくらいいる。
同じ年代を生きたわけでもなく、リアルタイムでも知らないうえに、映画だって数える程しかない彼に惹かれる理由とは。
24歳の若さで死んだから?死ななかったらこうならなかった?それはすごく悩む所です。死が彼を伝説のスターにしてる部分はあると思う。
でもそれだけじゃない。エデンの東でみせる彼の笑顔だったり、苦悩は、時代を越えて僕のセンチメンタルポイントを突いてくる。

僕が演技のことを語るのは恐れ多いんですが、彼の演技はみててとても不安定な所がいいんだと思います。
泣くシーンとか、もう小細工なしに泣き崩れたり、歓喜のシーンはもう満面の笑みだったり、とてもシンプルなんです。
もしも自分がそうゆう場面に対峙した時、自分もそんな風になるんじゃないかなと想像させる。そうなるととても感情移入するのだ。
本当に悲しいときには声も出ないし、涙もでない。それが自然にできる俳優はあまりいない気がする。すぐに思い当たるのはショーン・ペン。

それと、、時代を感じさせる乗り物に目が行ってしまい、ワクワクするのは男子の僕だけでしょうか。
もともと古い物やレトロな物が好物の僕だけど、この頃のプロダクト、特に自動車関係は素晴らしく大好きだ。
ジミーが愛用していたトライアンフT110タイガー、最終的に命を奪ってしまったポルシェ550スパイダー。とにかくかっこいい。
ジミーはスティーブ・マックイーンと同じくらいトライアンフが似合います。



前にも貼ったことがあるけれど、相変わらず好きな動画で、たまにみては懐かしい気持ちを抱いています。
なんども言うけど、まったくリアルタイムでもなんでもないのに懐かしいって本当に不思議。
映画の中で彼が瓶のコカ・コーラを飲む時、逆手で飲んでいた。僕は無類のコーラ好きだし真似しようかな。
あとトランプのカードを自転車のホイールに挟んで走っていた。あれなんか意味があるのかな。真似しようかな。

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The End_1266 相模原 / PENTAX 645

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