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宇宙のボールのような猫
The-Extreme-Sukiyaki.jpg

「ジ、エクストリーム、スキヤキ」

「TOKYO TRIBE」みて窪塚洋介熱が少しあがり「PING PONG」以来の共演だと騒いでたのを思い出した。
「横道世之介」の監督だってことも後押しして、前情報なにもなしでみてみた。
こうゆうカタカナで意味がありそうでなさそうな、でもありそうなタイトル、最近多い気がする。
アイネクライネナハトムジークはモーツァルトだっけ?デッドデッドデーモンズデデデデストラクション、とか。嫌いではないです。

洞口(ほらぐち)は社会人になって以来15年、人生を虚しく感じ飛び降り自殺をする。彼は自分の中で人生の絶頂期だった学生時代を思い出した。当時親友だった大川とも卒業以来、絶縁状態にあった。

冒頭の飛び降り自殺から急に場面は変わって、大川が暮らしているアパートを訪ねるシーンに飛ぶ。
その説明はまったくない。そもそもこの映画に説明というものはほとんどない。
それは最後に分かるっちゃあ分かるんだけど、特に劇的なものもないので感想も特にない。
再会した友とその恋人やらなんやら、ゆるゆる進むけど、本当に説明はなにもなく淡々と進む。

これ、前半みてて「ハズレかな。。」感がすごくあった。始まり(自殺シーン)はすごく良かったんだけど。
くだらない、アホな与太話をダラダラと流しているだけだったので。でもそれがだんだん面白くなってきてしまった。
なんでもないただの会話だけどちゃんと突っ込みもあるし、それがわざとらしくなく日常感であふれてた。
窪塚洋介のアホキャラも好印象でした。デボン紀の話とか超アホだった。アホだなってだけの感想しかないけど。

こないだの「百瀬、こっちを向いて。」の時にも書いたけど、まだ永遠に近いほど時間で溢れていた頃の記憶が甦る。
なにもやることがなく、行き当たりばったりで良かった日々、それでも不安よりも期待の方が大きかった。
今の方があの頃より現実的に出来ることは増えているはず。でもなにもなかったあの頃の方が輝いてみえるのはなぜか。
そして世界が今よりも近かった。戻れないということがそう思わせるのかもしれないけれど、それだけじゃないよな。

窪塚洋介、ARATAのピンポンコンビと、市川実日子というキャスティング。あと倉科カナというかわいい女の子。
なんか本当に昔から仲が良い友達っぽかった。劇的でないにしても、とても楽しそうだった。
皆で雑魚寝してる中、好きな女の子を見ていたら向こうも目を開き、こちらを見つめてきた。
そして誰にも気付かれないように手をつないだシーンが好きでした。

「忘れるということは、なにもなかったことにするということ。
そんなの淋しすぎるだろう。だから嫌なことも、よいことも、いっしょに生きていくしかないんだ」
ムーンライダーズの挿入曲がぜんぶ良かったです。
時間に余裕のある人、映画に哲学を求めない人には意外とオススメの映画かもしれない。

te1253.jpg

The End_1253 渋谷 / Nikon F3

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