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手のひらですくえそうな闇
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「私の男」

今年初の映画館の映画館が無事に終了したので、続いて今年初の二本立てに。
「風立ちぬ」をみにきた以来のキネカ大森。桜庭一樹原作、浅野忠信、二階堂ふみ主演。

北海道南西沖地震で家族を失った少女、花は避難中に遠い親戚に当たる淳悟に出会い、引き取られることになる。父親になりたい淳悟と、家族が欲しい花との生活は大きな秘密を抱えた物になっていく。

こうゆう雰囲気の街を舞台にした映画に出会う率が最近多い。僕が自然とそうゆうのを選んでしまっているのかも知れないけど。
「共喰い」とか「そこのみにて光輝く」とか。しかもどちらも個人的に好きな映画に入るという僕。求めているのかもしれない。
この映画もドヤ街感というか、地方の決して裕福ではない地域に、日雇いで暮らしている人たちの話。と書くとちょっと語弊があるかもしれませんが。
そんな舞台でとても気色の悪い話が繰り広げられていた。とても気色悪かった。

桜庭一樹の同名の原作小説は、直木賞受賞作でその時読んだ。小説は時間がさかのぼるうちに真実が明らかになっていく構成だったけど
映画は普通に地震から始まり、普通に時間は流れていく。。小説を読んでいたからかもしれないけど、これだと面白さが半減してしまう感じがした。
でもどちらにしても気色の悪い話には変わらず、とても気色悪かった。気色悪いの種類については、それぞれのご判断にお任せします。
いろいろと真実が判明されるシーンがあるけど、映画だと少し弱かったかも、わー!びっくり!気持ち悪い!的感情は薄かった。

二階堂ふみの役柄、最初はちょっと知恵遅れ的な人の役だと思ってた。でもそんなことなかった。不思議キャラだったわ。
彼女のいう「あれ」というのが意味深で、いろいろ考えてしまった。
少しネタバレしますが、浅野忠信との濡れ場は良かったし、エロかった、女子高生(役)なのに妖艶で、すごく良かった。
でもあの血の表現は必要だったのかな。。映画だけのあのシーンで「実はこうなんか!びっくり!」と思う人いないんじゃないかな。

この映画、よくよく考えると「それおかしいだろ」と思う所は多かった。チンピラのような刑事の存在感なさと唐突さとか笑。
地元の名士であるオッサンの行く末も、不自然しか抱かない。高良建吾演じる坊っちゃん役もなんだかわからず中途半端。
反面効果音はすごく良くて、5時の放送の音楽とか、流氷がきしむ効果音とか、すごく意味深でうまかった。不吉な感じだった。
総評としてはまあ伝えたいことは伝わったのでいいんだと思う。とても気色悪くていいと思います。でも僕は原作をオススメするよ。

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The End_1119 渋谷 / Nikon F3

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