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ドバイの美女
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「LIFE」

これからはしばらく新しめの映画になります。貧乏性なのでよっぽどみたい映画じゃないと旧作まで借りない。
よっぽどみたい映画だったらシアターでみるし、DVDになったのならあせらずゆっくりみればいい。
となる。だって僕のみたい映画リストはいつだってパンパンだから、急ぐ必要はまったくないのだ。
しかし、5枚借りると新作でも準新作でも1000円。となると全部新作にしたくなる。とても貧乏性なんだ。

世界的に有名な雑誌「LIFE」その写真管理部で働くウォルター・ミティは想いを寄せる女性と会話することすらできない、臆病者の独身男性。彼の特技は妄想で、日常でもスイッチが入ると妄想の世界に入り込んでしまい、廻りから気味悪がれる。ある日「LIFE」誌はデジタル移行に伴い会社の縮小&リストラを決める。社内が騒然とする中、ウォルターは世界的な写真家ショーン・オコンネルからネガを受け取る。そのネガには最後の表紙を飾る写真が写っているものだったが、ショーンが奇跡の一枚と自負したNO25のネガだけがなくなっていた。

ベン・スティラーって知らない。コメディの人?初めて見ました。
正直ネガ一枚の為に写真家を探して世界中旅にでるなんて、非現実的な話だと思うけど
割り切ってみれる映画なので、割り切れれば気にならない。変な言い方ですが。
ウォルターは責任を感じ、ネガを探す旅にでるけど、そもそもそんな写真の送り方をする写真家の方が悪いと思う。

前半、ウォルターの妄想癖を如実に表現するために、CGが多用される。インセプション的なCG。
それがあまり好きではなかった。CGがどうこうではなく、CGの種類があまり好きではない。
風景は予告でみた通り、素晴らしく綺麗だった、特にグリーンランド。行ってみたくなる。
でも全般的に彩度が低くコントラストが高い画だった。HDR的な、あれは流行りなのかな。。わからん。

書きませんが、そのネガに写ってる写真の内容次第では、この映画の評価が決まる雰囲気がどんどんしてくる。
逆をいえば、その写真だけ良ければ、この映画は最高のものになるんだというある意味ハラハラしてみてた。
結果はみてみてください。僕は好きだったな、シンプルでとてもいいと思います。
不覚にも、最後少しだけ涙ぐんだ。本当に少しだけ、少しだけよ。

少し中2感はあるかも「世界を広げるのは自分自身だ。それが喜びでもある」的なスローガンで分かる通り。
結構中年な年齢のウォルターが感化されてる姿は、冷静にみると少し痛々しいのかも知れない。嫌な気はしないけど。
恋愛要素はハテナな感じがしたけれど、段々積極的になっているウォルターをみて、ほっとしている自分もいたのでアリなんだろう。
なんだろ全然みて損はないし、普通に楽しめる映画だと思う。優等生感と、アメリカコメディノリだけ少しだけ鼻につくけど。

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The End_1079 祐天寺 / Nikon F3

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
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