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神に愛される日本人
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「バーチカルリミット」

「アイガー北壁」と一緒にかりた山岳モノ。
あれがトラディショナルな登山だとすれば、これはしごく現代的な登山。

3年前、家族3人でロッククライミング中に起きた事故で、兄のピーターと妹のアニーを救うため、地戸やは自分の命綱を切る決断をした。ピーターはその事故が脳裏に残り、山とは距離を置き写真家として生きていた。妹のアニーは父親の夢を追い、登山家となる。2人の間には大きな溝が出来ていた。そして現在アニーは世界第二位の高峰K2登頂に挑もうとしていた。

新年一発目の映画ですが(みたのは昨年)これ最高につまらんかった。
2000年当時によくあったパニックムービーだからかわからんけど、矛盾点とか不自然な点がすごく多い。
冬山登山なんて僕は経験も知識もない。それでも「これはありえない」という点ばかり。
それが原因でなんだか話に入り込めず終わっちゃった。すごく悪い意味で90年代的な映画です。

ここから壮絶にネタバレになります、簡単にいうと妹が遭難したので兄貴が助けにいくぜという話。
妹は大会社のスポンサーがついていて、若社長も一緒に登頂するというイベント登山。K2でイベントか。。
ベースキャンプでクラブイベント前夜祭。こうゆう細かい突っ込みが多いけど、切りがないので割愛します。
一番突っ込みたいのはなんにしても「ニトロ」です。少しでも衝撃を与えると爆発する液体だ。

遭難した妹パーティーは雪崩に遭い、氷の割れ目(クレバス)におちていて、しかも上部を氷でふさがれていた。
それを壊すためにニトロを背負ってK2に登ろうとする6人。そのニトロはインドと紛争中のパキスタン軍にもらう。
もう一度言う。パキスタン軍にニトロをもらうのだ。しかももらう時に少しニトロが漏れていてニトロが液体のままで靴にかかってしまう。
ものすごくずさんな管理。そして皆おそるおそるその場を離れ、靴を向こうの方に勢いよく投げる、爆発。。笑

そのニトロを6人各々担ぎ、標高8611mを誇るK2の山頂付近で、全員がハッスルする。
もう一度言う。さっきまでおそるおそる扱ってたニトロを、担いだまま雪山でハッスルするのだ。
走る、ジャンプする、七転八倒する、そしてピッケル両手持ちで崖を飛び越えたりする。
何度でも言おう。標高8000m越の吹雪の中でニトロをを担ぎながら崖をジャンプするのだ。

まだまだニトロ疑惑は続いて、急に「ニトロを太陽にさらすと爆発する」的な情報を彼らは得る。
聞いたとたん焦ってニトロを日影に隠す。ラグビーみたいにニトロを日影にトライする。乱暴に。
日影にニトロを置いて「ふ~危なかったぜ」的な顔をする。茶番すぎてドリフの感じがありました。
いままでさんざん太陽にあててここまで登ってきたのに、情報操作されすぎな感じもしたよ。

そもそもの話をしよう。ニトロで爆発させて氷も雪もどかしちゃいましょう!的な発想がコワイ。
現に途中でニトロはいっぱい爆発して雪崩まで誘発し、いっぱい人が死ぬ。もうどっちが遭難したのか分からない状況になっていた。
これはある意味で面白い映画なのかもしれない。「ありえへんわ~」と眺めて楽しむ映画なのかもしれない。
ひねくれ者はみるべきではない映画かもしれない。どちらにしても「雪山はこわい」ということには変わりません。安全第一で!

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The End_1067 羽根木 / PENTAX ESPIO 105 SW

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
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