FC2ブログ
垂直の美学
kitsutsuki_main.jpg

「キツツキと雨」

「WOOD JOB!」がみたかったんだけど、貸し出し中だったので、少し林業っぽい感じだったし
僕が小栗旬の映画をみることになるとは思わなかったけど、役所広司だしなんか勢いで。林業ほとんど関係なかったけど。

人里離れた山間部で、林業を営む克彦。妻を亡くし息子と二人暮らし、仲間と山中で木々を伐採して生計を立てていた。ある日、車が路肩の溝にはまり立ち往生していた。それはゾンビ映画の製作で撮影にやってきた二人だった。克彦は成り行きで二人を車で送ることになり、そのままエキストラ出演をするハメになってしまう。

沖田 修一という横道世之介の監督。あの映画はぼく好きだったけど、これはつまらんかった。
でも「わが母の記」に続き、役所広司はいいわー。こんなコミカルな演技も出来るんだと、感動すらしたわ。
現代社会に疲れた若者が、林業に携わり、自然と田舎の人たちを通し、自分を見直し、成長してまた元の生活に戻って行く。
すごく勝手ですが、そんな風な映画かと思っていた。だけどまるっきり逆で、林業の人が映画の世界にハマっていっていた。

物語にあまりプロセスがなく感じられてしまい、急な展開多いなーと思ってみてた。コメディだからいいのかもしれない。
初対面同志、お互いが感化しあって、自分とは全然別の世界、別の人間との関わりで、自分自身にも変化(成長)が起こる。
それはわかるんだけど、説明があまりなく、急にこうなりました!っていわれた気がする。
ビックリまではいかないけど「あ、そうなんだ。そうか、、」という感想が所々にあったかな。

説明不足とは言わない。言わない方が良いことって多いし。だけど説明不足かも。
なんか無理に物語を進めて、人と人の関係の説明も端折っている感じがした。それがいい所なのかもしれん。
だけど、小栗旬の立ち位置や、悩みの種は最後まで良く分からなかった。なんか悩んでて、なんか煮え切らない奴
というのは分かるんだけど、それがなんでなのかは最後まで良くわからなかった。

ただの性格だとしたら、あの立場まで上り詰めてないよな。。とか物語に関係ない余計なことまで考えてしまった。
役所広司の方もそう。妻を亡くし、一人息子はなんだかぷらぷらしてるし、コミュニケーションは取れていない。
息子はどうゆう状況でなにがしたいのか、男親としてなにができるのか。それがあって、親戚の前の一言があれば良かったのかな。
とにかく、林業物語と勘違いから入ってしまった僕が悪いんだけど、なんとも感情移入できない映画になってしまいましてん。

te1047.jpg

The End_1047 北沢 / Nikon F3

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲

Comment


 

 

 

Trackback

このエントリーのトラックバックURL:

http://endscope.blog90.fc2.com/tb.php/1515-0b70218f
⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)