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約束の場所で
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「ウディ・アレン / アニー・ホール」

1977年公開のラブストーリー。前記したホンマタカシの本に、アニーホールのシーンが出てきた。
ウディ・アレンだし、みたことなかったし、それで興味でたので。えーと、壮絶ににネタバレしてます。いつもか。

死にとりつかれたコメディアン、アルビー・シンガーと、明るい性格の女性アニー・ホールの出会いから別れを描いた物語。物語はアルビーの幼少期の回想から始まり、アニーとの出会い、そして意気投合して同棲生活を始めるふたりだったが、うまくいったのは最初だけで、次々に相手の嫌なところ、我慢できないところが発覚し、二人の間には見えない溝のようなものができはじめる。

いつものウディ・アレン映画なんだろうと思ってみてた。見終わって思うのは、これ結構センチメンタルな物語かもしれない。
あらすじにも書いてあるとおり、二人の関係はまったく上手くいかない。でもアルビーは関係を続けようと努力する。
いつだってそうゆう役は男ばかりだけど、やっぱり無理矢理な関係はうまくいかない。でもまだ忘れられないアルビーがいる。
その為に彼がとった行動は自分たちの関係を芝居に仕立てること。そしてその芝居の結末は、、

映画の内容とはずれるけど、男子なら少なからず覚えがあるはず。フラれた女性に振り向いて欲しくて行動(存在をアピール)する。
しかも自分の想いがやんわりとその子に伝わりそうな(だいたいがやんわりになっていない)行動だったりする。
不可抗力でその子に「まだ僕はきみのことが好きで好きでしょうがないんだ」という気持ちが伝わってしまう。
それに感激した女の子は、想い改め復縁を申し出てくる。なんて期待を胸に。でも現実はそんなこと、絶対にない。みたい。

アニーはハリウッドのレコード会社の経営者と良い仲になり、二人は離ればなれになる。
ちなみにその経営者役はポール・サイモンです。サイモンとガーファンクルです。冬の散歩道です。
その後、友人として再会する二人にはすでに別の恋人がおり、関係も良好にお互い別れて歩いて行く。
僕がセンチメンタルな映画と書いたのはここの場面で、お互いにもう別のひとがいて、良好に別れていく様。

それまで絡まっていた紐が、するっとほどけて、違う方へ向かい出す。一度ほどけた紐は元に戻らない。
どんなに強く絡まっていても、元には戻らない。だけど「一度絡まった」という事実は二人の中にちゃんとあって
時間が経ち、お互いその時のことを思い出しては、懐かしい思いに微笑んだりするんだろうと想像する。
そして、お互い自分の生活や時間があり、当たり前にそれは、限りなく個々に流れていくということも想像する。

僕はそうゆうものに超感傷的になるのだ。あの時ああだった。だけど今はこうなんだ。というある意味残酷なもので心が動く。
時間なのかな。でも関係が上手くいってる話だったらここまで感動しないと思う。やっぱり悲劇が好きということかな。
異性同士の愛情は痛みを伴いとても複雑で、シンプルになんてはいかないけれど、皆が必要としてて、欲している感情。
そして時間が経つことで、形を変えていく不思議なもの。僕はそうゆうのに縁がない人生を歩んでいるけど、見てみたい気もする。

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The End_1027 自宅 / Nikon F3

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