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煩悩で心の揺れる朝
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「3-4x10月」

北野武映画。1990年公開映画。

何をしてもさえない青年、雅樹は、草野球とガソリンスタンドのアルバイトをする日々。ある日バイト先で暴力団とのトラブルに巻き込まれ、逆上した雅樹は組員に殴りかかってしまう。それが原因でバイト先が暴力団に強請られることになってしまう。雅樹は草野球のコーチであり、元組員で組長と兄弟分だったスナックのマスターに相談する。そしてマスターは渋々問題を解決する為に組に出向くことになる。

北野武監督第一作「その男凶暴につき」がヒットしたことにより、続いた第二作目。
興行的にはまったく上がらず失敗作とされているみたいだけど、僕は、、好きでした。
「暴力性」というのは、北野作品の中で良く取り上げられるものですが、この作品も暴力てんこもり。
とにかく、暴言、暴力、殺人、性表現、そして下品な言葉いっぱいでてくる。血が苦手な僕でも、大丈夫なレベルです。

前に何かで本人がいってたんだけど、暴力満載の映画撮ったかと思うと、平和的で、バカでとんちんかんものを撮りたくなっちゃう。
ちょうど振り子のように、あっちやったから今度こっち。みたいな感じになる。といってた。
この映画はたけし映画の初期も初期の作品だけど、暴力側の映画だったんだと思う。
でもサトウキビ畑で花を頭に巻いて、敵を待ち伏せする姿はコメディだったりする。菊次郎の夏的な。

物語としての終結、というかオチは、あんまり期待しないほうが良いと思います。
90年代、世間的には「邦画はダメ」といわれてた作品の中に入ると思う。みんなこぞってハリウッド映画をみてた時期。
オチもなく、みる者に答えを委ねさせる、意味深な分かりづらい作品ばかりだった頃。僕はその頃の邦画が大好きだった。
だからこの作品も世間の人が言うような駄作には感じなかった。というより良かったくらいです。

中盤から後半、主人公と、役名忘れたけど、ダンカンが沖縄に行く事になる。
そこで現地のヤクザ(北野武)と知り合い、行動を共にするんだけど、この武がもう怖い。
すぐキレる。言葉が荒い。女を女として扱わない。そして急に男に色目を使い、ホモっぽくなったりする。
それがどこか狂気じみて、みててすごく怖かった。それと劇中BGMがたぶんほとんどなかった。それもまた怖かった。

そしてなによりも、冴えない主人公が喫茶店の店員をひっかけてデートしたあげく交際するんだけど
その女優は石田ゆり子でした!若き日の石田ゆり子でした!三つ編みでした!
これはもう素晴らしくかわいかった。何も喋らないくせに、石田ゆり子に好かれる主人公を恨みもした。
やはり寡黙な男性がもてるのかもしれないね。僕は喋りすぎなんだなきっと。

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The End_1025 東京湾上 / Nikon F3

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