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インターネット整備の行方
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「北のカナリアたち」

湊かなえ原作。小説は「告白」しか読んでないけど、この人の映画化作品ってわりとみてる。
あ、でも、告白と贖罪だけか。そして今作も彼女の原作だということは後で知った。

川島ハルは北海道の島で分校の教師をしていた。しかしある事故をきっかけに島から出ることになった。それから20年後、東京の図書館で働いていた彼女は、翌日に退職を迎えようとしていた。しかし急にハルの自宅に現れた刑事は、分校の教え子の一人、ノブが事件を起こしたことを告げた。ハルはそれを知り、自分が受け持っていた生徒たちに会いに北海道に行く。6人の教え子は、それぞれ自分の苦しい胸のうちを話す。

この映画、というか物語。大筋ですごく良い話なのにどこか腑に落ちない。
吉永小百合も森山未來も松田龍平も宮﨑あおいもすごく良くて、すごく良いのに、腑に落ちない。
この気持ち悪さはなんだ、と調べてみると原作は「二十年後の宿題」というタイトルで、原案という位置づけ。
インスパイアという奴だ。原作を読んでないから詳しくはわからないけど脚本の問題なんでしょう。

みてて細かい所で「?」というシーンがあった。それも一度じゃなく二度三度。
宮﨑あおいが抱き合うところとか急すぎて笑った。そうだったのか、と悪い意味で心を打つ。
あと柴田恭兵の存在も謎。説明なしに情緒不安定でなんか微妙な役でした。
キャラの位置づけと、過去の説明が曖昧でよく分からない。なんか怒ってるな、あ泣いた。って感じ。

小池栄子って意外と僕の中では「演技がうまい」と思ってる人です。最近みないけど。
今作はなんか演技以前の問題かもしれない。それは全員に言えることか。
ハルが彼女の元を訪れ話をする所に、小池栄子の友達がやってくるんだけど、いきなりビンタ。
もう完全にドリフです。なんじゃそらと声に出してしまった。

仲村トオルの役どころは本当によく分からなかった。ミステリーだった。
過去になにがあったのかもよくわからんし、傷の説明とかもまったくなかった。
そんでハルとの関係もなんか急すぎて「え、そうなの?」と思う、それで最後の手紙。謎、本当に謎です。
話がすすむにつれて皆の過去の輪郭が少し浮かび上がるけど、最終的にくっきりとはならなかった感じです。

キャスト陣は有名どころばかりだし、僕が好きな俳優が多かったので、なんとも本当に残念な感じです。
先生に引きつられて6人の子どもが草原を歌いながら歩くシーン。天国のようなシーンは良かった。
本当に幸せそうな画で、僕はそこだけ感動した。もうその天国のような場所には皆が戻れない事実も後押しして。
そうゆう良いところがあったからこそ、その他大部分の「?」シーンは残念だった。

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The End_1003 東京都庁 / PLAUBEL makina670

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