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赤い電車に乗っかって
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「マッチスティック・メン」

リドリー・スコット監督作品。テルマ&ルイーズの流れで。
主演のニコラス・ケイジは好きな俳優の一人。演技うまいし作品にも恵まれてると思う。
古くはコンエアー。ベタにはナショナルトレジャー。コレリ大尉のマンドリンとか。
今作は潔癖症の強迫性障害のバツイチの詐欺師。難しそうな役どころだけど、ばっちり演技してた。

詐欺師で極度の潔癖症であるロイは、仕事のパートナー、フランクに相談する。フランクはロイに知り合いの精神分析医師クラインを紹介する。ロイは別れた前妻との間に娘がいる可能性を妄想していた。そしてそれは現実に14歳の少女としてロイの前に現れた。少女アンジェラは母親との仲がうまくなく、離れて暮らしていた父親をあてにした。そしてほぼ初めて会う父親との生活を好んだ。ロイは始めとまどっていたが、その苦悩はだんだん消えて行き、アンジェラが愛しい存在に変わって行く。しかしアンジェラはロイの詐欺師としての仕事にまで興味を持ちだし、ロイは困惑しながらも詐欺の方法を教えることになる。

潔癖症なのにヘビースモーカーってそんなのあるんだな。なんか正反対なことに聞こえる。
潔癖症だから部屋を神経症的に掃除してるけど、タバコ吸ってるから汚れんじゃん、と突っ込みたくなる。
それにしてもニコラス・ケイジの演技が、細かくてすごく良かった。とっても神経質な感じだった。
強迫性障害っぽく戸締まりの確認を何度もしたり、自分の中の決め事がいっぱいあったり。面白い。

出かけた後に戸締まりしたか気になって、確かめに戻る。そうゆう時だいたいちゃんと締まっている。
でもそれをきっかけにいろんな事が気になりだす。エアコン切ったかとか、トイレのライト付けっぱなしかもとか。
それも確かめに戻ると大体ちゃんとオフってる。で安心して出かけるとまた戸締まりが不安になったり。無限ループ。
少なからず皆経験あるかもしれないけど、僕は結構多いと思う。それが自宅と事務所の二箇所であるからたまにしんどい。

アリソン・ローマンという女優さんが、14歳の役なのに、当時本人は22歳だったらしい。
これはいわれないと気付かなかった。ロリ顔なんだな、小柄だからそうみえるのかアメリカ人だからか。
14歳の難しい年頃の少女と、突然現れたその娘の対応にアタフタするニコラス・ケイジ。
お互い自然に演技してて、なんかぴったりだった。とても良いコンビでした。

父親と娘の映画となるとコッポラの「somewhere」を思い出すけど、あんなスタイリッシュな映画ではない。
リドリー・スコット作品としては地味な部類に入るのかな。らしくないっちゃあらしくないかも。
怪しいな~と勘ぐってみてたけど、わりとだまされました。ほどよいどんでん返し。
終わり方も好きな方だし。切ないというか、優しい。予備知識なしで、気楽にみることをおすすめします。

te985.jpg

The End_985 横浜 / Nikon F3

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