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基本的に怠慢な人間
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「最強の二人」

「舟を編む」に続いて、メジャーめな作品を。
いつかみるんだろうけど、映画館でみるまでもなく、DVDでも新作でみる必要もないような作品。
んで準新作だけど、なんか100円で借りれたので、いい機会だと思ってみました。話題になってたし。
「事実を元にした物語」ってなると期待度あがるけど、最初じゃなく最後に「実は!」的な方が効果的だ思う。

パリの大富豪フィリップはパラグライダーの事故で首から下が麻痺していた。他人の同情にうんざりしていたフィリップは介護者選びの面接に現れた、失業手当が目当てのお調子者黒人男性、ドリスを採用する。生きてきた環境がまったく違う二人、クラシックとソウルミュージック。高級スーツとジャージ姿。美術の話と下ネタ。全く相容れない二人だったが、共通する部分は、二人とも偽善を嫌い、本音で生きたいと思う姿勢だった。お互いを受け入れ始めた二人の間には固い絆が生まれ始める。

障害者は健常者に比べ不便なことは多い、だからって変な色眼鏡でみないというのはすごく大切なことに思う。
不便なだけで同じ普通の人間だし。可哀想だとか思うのはもってのほかだ。
だけど頭では分かっていても、心からそう思える人はいるのだろうか。心底同じだと本当に思えるだろうか。
同情しないということってすごく難しい。たぶん完全に心の底からという意味では不可能だと思う。

この映画に出てくる二人の間には、そんな溝はまったく感じられなかった。
「そう思おう」とか「そうゆう風にしなきゃ」とかいう感情がみられない。それがみてて凄く気持ち良かった。
ちょっと間違えればきれい事になりかねないことかもしれないけど、嫌みも、偽善感もなかった。
多分これはもうすでに、障害者とか健常者とか関係ない話なんだろうな。シンプルに人対人。

そして障害があってもなくても、お互い苦悩は抱えてるし、現状に満足なんてしない。人間ってそうゆうものなのかな。
でもこの二人はいいバランスでその足りないものを補いあっていた。とても理想型だ。
全編通してニコニコしながらみれる映画。だけどそこまで絶賛されるほど名作かと言われたら、少し首をかしげる。
とても良い話でハッピーエンドだし、ホッコリするけれど。邦題についてはノーコメント。

te951.jpg

The End_951 荏原と渋谷 / Nikon F3

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
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