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ミルクホワイトのもや
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「郵便配達は二度ベルを鳴らす」

4回も映画化されている名作。ジャック・ニコルソンは大好きな俳優ですがみたことなかったので。
しかしジャック・ニコルソンって昔からずっとハゲてる。ずっと同じくらいのハゲ具合。逆に難しい。

カリフォルニアでその日暮らしをしているフランクは、ヒッチハイクでロスを目指していた。途中立ち寄ったガソリンスタンド兼ダイナーで、店主にここで働くよう頼まれる。興味がなかったフランクは一度その場を離れようとするが、店主の妻コーラに惹かれ整備工として働き始める。コーラと夫の仲は悪くはないもののどこかマンネリ感は否めなく、心の片隅で刺激を求めていた。その時現れた風来坊な男性にコーラ自身も惹かれるものがあり、二人はすぐに関係を持つようになる。

単純に不倫、浮気、不貞、愛欲の行き着く先、的な話だと想像してた。
想像通りっちゃあ想像通りなんだけど、それだけじゃなかった。
ただの「なにかに飢えている二人」の利害が一値して愛欲に溺れている訳ではないということ。
信頼と猜疑心を行ったり来たりな不安定な感情がみえて、そこには小さいけど「愛」みたいなものが見え隠れする。

物語は2時間では語り尽くされない程、いろんなことが起こって、すこしバタバタ感を感じた。
サーカスの件はちょっと意味分からなかった。のちのち急に押し上げられる感も無理があった。
要所で「この映画はなにを伝えたいんだ?」と少し冷める所があったのは事実。
だけど見終わった後に振り返って考えると、とても一貫した映画かもしれない。

ジェシカ・ラングという女優さんの美貌&妖麗さ、つったらもうため息が出た。
前半は少しメイクもキツく、不貞行為に勤しむ姿は場末感が否めないんだけど
中盤から終盤にかけてのすっぴんに近いメイクの透明感。そして涙。これには息をのむものがあった。
この感じって「PARIS TEXAS」のナスターシャ・キンスキーと同じだよな。ギャップ。

そしてジャック・ニコルソン。こうゆう役をやらせたら右に出る者はいないんじゃないだろうか。
気持ち悪い、本当に気持ち悪いのだ。そしてダメ男っぷりといったらすごいくて、鬼気迫るものがある笑。
と思ったら急に男気を出したり、ゆすりたかりにも負けなかったり。ちょっとかっこいい。
そしてずっと同じくらいのハゲ具合。もう僕は大好きなのです。

全然かみ合ってない二人だけどさ、中盤までに見え隠れした小さな愛いたいなものを、後半に向けて集めようとしてた。
その姿はすごく清々しくて、なんか感動してしまった。裸足で無邪気に水辺に入るコーラもすごくキラキラしてた。
終わり方は賛否あるかとおもいますが、僕はすごく印象的なものになった。
やっぱり昔の映画でもいいものはいいのだ。

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The End_937 南千住 / Nikon F3

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
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