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そしてひとりぼっち
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「アーティスト」

物語の設定は1927年。考えてみたら今から90年くらい前の話になるのか。
映画はもちろんモノクロームで、音声すら入っていない時代のこと。
その頃から考えると、現代ってしっかりと未来してるんだな、と思った。僕らが夢みていた21世紀は、
もっと未来未来してて、こんなんじゃない。的な話はあるけど、90年で現在までの進歩ってすごい事かも。

無声映画全盛のハリウッド。大スターであるジョージ・ヴァレンタインは愛犬とともに舞台挨拶で脚光をあびていた。大混乱の会場で、ひとりの女性ファンがジョージを突き飛ばしてしまう。アクシデントにも紳士的な対応をみせたジョージに、彼女は勢いでキスしてしまう。彼女の名前はペピー・ミラーといい、女優を目指す新人だった。彼女は映画会社のオーディションでエキストラ役を掴み、撮影現場にいくとその映画はジョージの主演作だった。

2012年のゴールデングローブ賞受賞のこの映画。話題になったのでもちろん知ってましたがみてなかった。
今回手に取る機会がありみてみると、手に取るように物語の進み具合が予想できてしまうけど、良い映画だった!
ちなみに僕は泣きました。ベタな話だけど、心を打つものはあった。
ベタだからこそシンプルに心を打ったのかもしれない。おすすめしやすい作品です。

PTAの「ブギーナイツ」では、フィルム映画からビデオ映画への転換期。その時にも思ったけど。
技術や時代の節目には、埋もれていってしまう人や物の想いが沢山あって、それがあってこその進展なんだ。
僕はどうしても新しいものよりも、埋もれていった物に魅力を感じてしまう。懐古主義といえばそれまでなんだけど。
新しいものや技術の素晴らしさも分かるし、ドキドキすることは多いんだけど、いかんせん早すぎてさ。。

これは便利さと魅力、反比例の法則(持論)の話になるんだけど。
この映画の場合、音がないからこそみる側の想像、見解の違いが出る映画だ。
分からないからこそ考えるという、人間の根本にあるものを刺激される。
なんでも明確に分かりすぎるというのは一概に良いとは言えないのだよ。諸君。

映画のことなんにも触れてないけど、先に書いたとおりシンプルでロマンチックな良い話でした。
本当におすすめしやすい映画!ジャック・ラッセル・テリアのアギーくんもだいぶいいです。
主役のジャン・デュジャルダンという俳優さんの笑い方が、TREDICIのりょうくんにそっくり。
困ったように笑う彼。ぜひみてみてください。

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The End_925 浅草 / Nikon F3

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
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