DATE:2014/01/24(Fri) 11:58 No.1355

「ONE PIECE FILM Z」
今回の正月休みが長くなった理由の一つに「甥っ子あし痛いわんわん事件」というのがありました。
新年の2日には姉夫婦は栃木県の佐野に行きます。それにあわせて僕も自宅に帰るのがセオリーなんだけど、
今年は年末から甥っ子が、脚が痛いとずっと言ってた。それはどんどん悪化して救急に行っても原因不明。
謎の発熱&夜になると漫画のようにおーいおいと泣き出す始末。しかし佐野に行かない訳にも行かない。。
という事で僕が残り甥っ子の面倒をみるという事になった。面倒=遊んでやるという事だけど。
いつも怒られる親がいない。。という事でせっかくだから「いつもならできない事をしよう」という流れになった。
好き放題お菓子食べたり、気の向くままだらけてみたり、布団をぐしゃぐしゃにしてみたり、机の上で寝てみたり。
人生にはそうゆう時期が必要なんだという事を教えてみた。といったら大げさだな。
そのだらけきった生活の中で、時間もあるしとりあえず映画みよう。といってこの映画をみてみた。
ONE PIECE熱は僕の中ではものすごく覚めてしまって、今では映画はもとよりジャンプも読んでない。
単行本は全巻持っているので最新刊が出たときには義務感にさなまれ、とりあえずで買ってるくらいだ。
そう、完全にブームは終わっているのだ。でも子どもとみるにはちょうどいいし、こうゆう機会ないとみないしで。
んでみてみた感想は、割と面白かった!です。
アニメのワンピがすごくすごく苦手でみた事はない。だから映画もみてなかった。声が苦手で、、。絵も。
でも「STRONG WORLD」は尾田栄一郎監修なのでとりあえずみてみたら、本気でガッカリした記憶がある。
DVD買ってまでみたのに、すぐ友達にあげちゃったくらいガッカリだった。それに比べれば今作はまだ面白かった。
でもどこか煮え切らない。漫画では描かれてないエピソードが描かれてたりしてるけど、いまいち話が魅力的じゃない。
というかルフィ負け過ぎだよな。負けて挑んでまた負けて、最後はなんとか押し切るけど勝ち方もなんか派手さがない。
こうゆうの前にもあったな、ってクロコダイルだ。あの時もいっぱい負けてたけど、アラバスタ編は本気で面白かった。
なにが違うんだ?と思ったら、ビビとかペルとかカルー隊長とかいろいろあるけど、一番はクロコダイルの悪党っぷりだ。
FILM Zにでてくる悪役は、いちおう悪役なんだけどそこまでの悪ではない。
ディランの言葉をかりれば「僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい」海賊と海軍の関係みたいなもんだ。
ドフラミンゴが言う通り「勝った方が正義」なんでしょう。それはそれで悪くないんだけど、なんかぬるいのだ。
だけどクロコダイルの悪党っぷりはすごかった。あの頃は王下七武海のポジションは今よりも神格化されていたし。
そうゆう「悪」に対して、仲間が一丸となって戦うシンプルなものが好きみたいだ。
アラバスタだけで言えば、そのシンプルさにいろんな人の想いがうまくまとまってた気がする。
最後もばっちり決まってたしなあ。。もう一回読みたい。つーか今ジャンプはドフラミンゴ編やってんだよな。
シャボンティ、パンクハザードが最高につまらなかったけど、今回は面白いらしい。。でも単行本全部そろったらいいや。

The End_891 代官山 / Nikon F3