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自己顕示欲消失症
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「ガタカ」

「新世界より」の時に、僕はSFが苦手だとかいたけど、どSFな映画。これも去年みた映画。
本当にどSFでした、でもわりと面白かったな、、そんなに苦手でもないのかもしれない。星新一みたいな話。
ジュード・ロウが出てるんだけどとにかく若い!つっても97年の映画だからもう16年も前ということか。
じゅうぶんジュード・ロウもおっさんになれる時間が経ったという訳か。恐ろしい。

近未来の話。遺伝子工学の進歩で、胎児の段階で劣性遺伝を排除できるようになっていた。しかし両親の考えでその処置を受けずに自然の形で生まれて来たヴィンセントは、心臓に障害を持って生まれてきてしまう。そして生まれた瞬間に30歳までの寿命を言い渡される。次に生まれるてきた子はしっかりと劣性遺伝を排除した子どもで、アントンと名付けられた。何をやってもアントンと比べられてしまうヴィンセントだったが、密かに抱く宇宙飛行士になる夢を抱き、家を出て大企業ガタカ社の試験を受ける。「不適正者」のヴィンセントが夢を叶えるために行った手段とは。

冒頭からその件が出てくるからネタバレにはならないと思うので言ってしまうけど。
ヴィンセントは下半身不随になった適正者になりすまし、ガタカ社の社員として潜り込む。
そのなりすまし方が徹底してて面白い。もちろん映画だからな部分はあるんだけど、ばれそうになってヒヤヒヤしたり
恋人にはすでにばれてたりして、庇ったりしたりのなんやかんやがまた面白いのだ。

エリートとして生きる弟との確執も「遠泳」というキーワードを使ってだいぶ青臭く演出していたり
そもそも「適正かどうか?そんなの関係ないぜ」感がすごく出てて好きだった。
ブレードランナーほどガシャガシャしてないけど、キューブリックまでさっぱりしすぎてない未来感も好きでした。
なんか本当に「近未来」感があったのです。僕らが小学生の頃描いてた21世紀的な。そんな感じ。

これはSFというかミステリーかも。ジュード・ロウ演じる下半身不随の人がすごく心に残った。
適正者として水泳でエリートとなったが、エリートならではの苦悩で自ら半身不随になったといういきさつ。
寂しさは埋まらないという事か?ラストの彼の行動も胸を打つものがあった。グッと来た。
適正者だから幸せなのか?不適正者だったら夢を持ったらいけないのか?という僕の好物めいた感じでした。

ユマ・サーマンも出ててさ、ジュード・ロウとこの二人をみると「未来」っぽさは増した。
なんか人間離れした、ツルッとした顔。ナイスキャスティングという事かも。

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The End_887 西小山 / Nikon D600

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
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