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世界のはじっこに腰をかける
ずいぶんと更新があいてしまいましたが、普通に元気です。更新できなかった理由はたぶん正月ボケです。今年は珍しくゆっくりとした年末年始を送りました。といってもPCとネット環境さえあればどこでも仕事ができてしまうので、どこからどこまでがオフなのかは相変わらずはっきりしません。だけどいつもなら12月30日~2日まで休みで3日くらいから仕事をしだす感じなので、今年は例年になくゆっくりとした年末年始だったんでしょう。1週間弱といえども、実家での堕落しまくった生活が続くと人間として駄目になる事が分かりました。食事は黙ってても出てくるし、洗濯はおまかせ、風呂は勝手にわいてるし、布団はふかふかなのだから、しょうがないといえばしょうがない。

もともと僕は「3日間仕事を休むと不安になる症候群」という持病を持っている。なので6日間の休暇というのは、最高に長い休暇というものになる。最初は不安も感じたけど正月だから、、という言い訳で覚悟を決めて堕落しまくった。その結果、社会復帰にすごくエネルギーを使う事になった。今さら思うんだけど実家での生活はすでに非日常になっていて、僕の生活の基本はもうここではないんだなあ、と。とても良い意味で思ったのだ。そしてそして「食べ過ぎたから太ったかな?」と思ってたけど、見事にばっちり体重は増加していた。30代の露骨なまでに正直な身体に感心する気持ちすら覚える。今日測ったら元の体重に戻りつつあるので深刻には考えてないけど、少し気にしよう。お菓子とか、お菓子とか、お菓子とかさ。それにしても実家ってなんであんなにお菓子が大量にあるのだろうか。子どもがいるといってもいささか多すぎるよ。

誰かしらがずっと家にいるという生活が続くと、元のひとりの生活に戻るのがすごく億劫でした。元来「ひとり」という事が好きなはずの僕なのに、慣れってすごく怖い。ひとりになるのがすこし淋しかったのだ。だけどもう大人だから重すぎる腰をあげてなんとか自宅に帰った。一人暮らしを始める時、最後に母親のご飯を食べて送り出される時の気持ちを思いだした、、と言ったらおおげさかな。そんな風にちょっと感傷的になってしまった帰り道。風は無かったけど気温がすごく低く、ぴりっとして、新年の空気をまとった静かなとても良い夜だった。だからいつもと違く、少し遠回りだけど多摩川沿いをずーっと通る道を自転車で帰った。暗闇に包まれた河川敷は川面に夜景が反射して、遠くには高架を走る電車が見えて、その音は風景より遅れて僕の耳に届いた。僕は自転車を止めて少しその風景を眺めていたんだ。僕はその夜、久しぶりの「ひとり」を味わった。けどそれは前述した「ひとり」とはまた違ったもので、一人旅に行った時によく感じてた「なんか世界に僕一人ぼっちみたいだ」という感覚だった。胃の下辺りがぎゅーっとなる感じ。それは単純にずっと実家にいたから、そのギャップでそう感じただけかもしれない。だけどこれは若い頃によく感じていたもので、社会に出てから段々と少なくなって、今では旅に出た時くらいしか感じなくなってしまったものだった。最近は旅にも出てないのでめっぽうご無沙汰だった訳です。そしてこの事がきっかけで僕のセンチメンタルスイッチは見事にONに切り替わったのです。

土手に座って自販機で買ったコーンポタージュを飲みながら少しぼーっと考え事をしていた。また日常に戻る僕。また大きな意味で繰り返しの生活が始まる。でもしっかり時間は流れていて、皆、僕もあたりまえにちゃんと歳をとっていて。できれば今のままが良いけどきっとそうも言えなくて、いなくなっちゃう人とかもいると思うし。そもそも僕は今まで何をやってきたんだろう?何を残せたんだろう?これから何ができるんだろう?今まで歩んできた道を少し振り返ってみると、後悔や反省であふれてて、嫌にもなって、その時自信をもってした選択が合ってたのかどうか、今では全く分からなくなってたりして。夜空を眺めていると、僕は小さい頃に想像した大人になれているのかな、とか。あの時意味もなくずっと眺めてた空は、今も同じように見えているのかな、とかまで思うようになり少し泣きそうになった。こんな事を書くとクサイだ、ナルシストだと言われそうですが、その時に自然に思ったのだ。人生というのは幸福や歓喜よりも、辛い事や悲しみで溢れているけど、それでも前を向いて生きていくのは、たぶんひとりじゃないからなんだと思う。僕は「ひとり」が好きだと言っておきながら、ひとりじゃないから生きてられるのだ。そうゆう人が少しでもいるのならば、今年もちゃんと前を向いてコツコツと頑張らないといけないんだ。と思ってすこし気合いが入ったんだ。きっとこうゆう事の繰り返しで僕はこの先も生きて行くんだと思います。しかし真っ暗な河川敷で30過ぎの独身男性が少し泣きそうになってる。完全に不審な人だったと思います。職務質問されなくてよかった!

新年早々何を言い出すんだ。という感じですが、そんな訳で正月ボケも無事解消して、もうバリバリ仕事をしています。今年もマイペースに頑張っていこうと思います。僕なんかがこの社会で出来ることなんて、きっとたかがしれてるけれど、それでも無駄じゃないという事を信じて頑張ろうと思っています。そして間があいてしまったブログも再開します。更新してない間も普通にいろいろみたり読んだりしてるので、書かなきゃいけない作品がいっぱいたまってるのだ!それでは改めまして、今年もよろしくお願い致します!

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The End_884 靖国神社 / Pentax 645

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