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バイ・バイ・ブラックバード
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「パブリック・エネミー」

一番嫌いな俳優は誰だ。と聞かれら僕はジョニー・デップと言うと思う。
今ではどうか分からんが、すごい人気なんでしょ?人気だからひがんでそう言っている訳じゃない。
変な奇抜な格好をして、フランクな演技してごまかしてるだけだと思うのだよ。
そんなに顔がかっこいいとも思わないし、演技がうまいわけでもない。もう一度落ち着いて見てみてくれ。

じゃあなんでこの映画をみたんだ。っつーと、監督がマイケル・マンだから。それのみです。

1930年代、大恐慌時代のアメリカ。銀行から金を奪い、不可能と言われる脱獄を何回も成功させた悪党ジョン・デリンジャー。実在した彼は強者から金を奪うが、一般市民からは一銭も奪わないという美学を貫く。それまでの悪党のイメージを払拭し、不況に苦しむ国民にもてはやされ、まるでロックスターのようにもてはやされていた。ある日彼は、彼をとりまく他の女とはどこか違った雰囲気を持つ美女、ビリー・フレシェットに出会う。

街中の銃撃戦はまんま「HEAT」だった。アル・パチーノが持っていたあのでかい機関銃をぶっ放してた。
銀行強盗を繰り返すデリンジャーだけど、いささか簡単にいきすぎる節があった。
僕は無知なんだけど、デリンジャー像がすごく男らしくてアウトローで良かった。渋かった。
だからこそジョニー・デップじゃない方が良かったな。もっと渋い人じゃないとだめよ。

ヒロイン役のマリオン・コティヤール。エディット・ピアフの人だ。ミッドナイト・イン・パリにでも出てた。
ぼくこの人好きです。演技も声もほうれいせんも好きです。
役柄は典型的な「悪い男にほれてしまった待つ女」あれは若いキャピキャピした人には出せないものがある。
そして、待って待って待ったあげく会えたときの少女のような笑顔がたまらなく可愛いかった。

そして終わり方はすごくよかったです。映画館からの流れ、スローな感じがマイケル・マンらしくないけど。
基本的に最後の30分はジェットコースター的な監督なので、以外だった。でも好きだった。
警察も、犯罪は犯罪だから逮捕するんだけど、どこか義理を通す所があってさ。そうゆうの僕は弱いのです。
そうゆう時代だったという一言で片付いてしまいそうですが。菅原文太の映画でもみよう。。

キャリー・マリガンがチラ出演してた。グレート・ギャッツビーみなきゃ。。
みたくないなぁ。でもみなくちゃな。。という感じで気が進まない。
ちなみに今度かくけど、ロバート・レッドフォードの映画をみて、それがすごく良かった。なのでよりそう思うんだろう。
ギャッツビー役は彼以外である必要がないのだ。ビヨンセやJAY-Zの音楽なんてものもいらないのだ!

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The End_854 碑文谷 / Nikon F3

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