DATE:2013/10/26(Sat) 14:41 No.1304

「アポカリプト」
R指定されてたからしょうがないんだけど結構グロありでした。もう本当に血が嫌だ。
嫌だ嫌だ言っておきながら、最近みる映画は血がよく出る。意外と好きなのかも。。いやいや。
メル・ギブソン監督作品。無名の若者ばかりを起用し、壮大なセットで話題になった。
マヤ文明後期のジャングル。誇り高き狩猟民族の血を受け継ぐ若者ジャガー・パウ。楽園のような村で妻と息子、そして仲間たちと幸せに暮らしていた。しかしある日、マヤ帝国の襲撃を受け村の男達は捕虜として連れ去られてしまう。彼らは干ばつを鎮めるための儀式に、生け贄として連れてこられたのだった。
大好きなマイケル・マン監督の作品「ラスト・オブ・モヒカン」のイメージがすごく強烈に残ってて
原住民の戦いは、攻撃=即死的な印象がついてしまってた。野蛮なのだ。みているだけで恐かった。
マヤ文明ってのは本当に残酷な民族で、占領の為の戦闘だけではなく、儀式としての生け贄も有名な話だ。
心臓を取って太陽にかざす的な。しかしこれ実写でみるとやはりきつい、痛い&グロいのダブルパンチ。
前半は平和な村での生活風景。打って変わり、後半はもうずっと追いかけっこオンリーな展開。
演出もうまくてハラハラしっぱなしで飽きずに見れた。少し疲れたけど。
新しい文明の夜明け的な表現は「ラスト・オブ・モヒカン」と同じ。あれは北米の夜明けだったけど
マヤ文明という事はメキシコか。メキシコから南米にかけてなのかな?
ジャングルを逃げている時に、ジャガーなのかな?黒い豹みたいなのに追っかけられるシーンがある。
すげえドキドキしながらみてたんだけど、すげえ矛盾を見つけてしまった。
主人公は驚異的な脚力の持ち主で、ジャングルの中をギュンギュン走って逃げる。でも敵の本拠地から
逃げる時に深い傷を負っていて「わしまともに走れませんねん」的だったのにな、映画って本当に面白い。
本当に痛いのと血とグロはてんこ盛りだったけど、映画としてはすごく面白かった。
メル・ギブソンといえばブレイブハート。あの映画をすごく小さい頃にみて
なんだかわからねえけどすげえ映画だ!という根拠のない感想を持ったことを覚えてる。
確か中学生の頃だと思うけど。今思えばそんな歳で分かる映画でもない。完全に背伸びだ。

The End_843 表参道 / Nikon F3
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