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南部のメス虎
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「アビエイター」

マーティン・スコセッシ監督作品。この監督は実在した偉人やアーティストの人生を描いた作品が多い。
この映画もそのくちで、ハワード・ヒューズという実在した大富豪の話。

1927年、ハワード・ヒューズは父親の残した莫大な遺産を使い、戦争映画を製作。巨額の資金を使い単身ハリウッドに乗り込む。廻りの冷ややかな視線をなんともせず、映画は大成功を収めハリウッドセレブリティの仲間入りを果たす。人気女優との恋や新しい映画の発表、また飛行機会社を設立し自らが航空機を設計、操縦し当時の世界最速スピード記録を塗り替える。人生の絶頂を謳歌する彼だったが、夢にのめり込み過ぎたしわ寄せが彼の人生をゆっくりと狂わせていった。

僕は根っからの飛行機好きだ。乗り物は大体好物だけど飛行機は別格で大好きなのだ。
特に第一次世界大戦のヨーロッパの戦闘機が大好きだ。プロペラ機で、複葉機で、最高なんだ。
イタリアの「Macchi M5」という飛行機がある。これが一番好きでプラモで何台作ったかわからへん。
何を隠そうジブリの「紅の豚」でポルコがまだマルコの頃に乗っていた戦闘機。回想のシーンね。

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Macchi M5

ちなみアニメでポルコ・ロッソが乗っている飛行艇は「SAVOIA S21」愛称はフォルゴーレ号。イタリア語で稲妻。
この飛行艇は宮崎駿氏デザインで架空のものだけど、完全に Macchi を意識している。あの燃えるような赤だ。
ピッコロ社で改造後のエンジンは原作でロールスロイス製の700馬力。アニメは確かフィアット製で720馬力。
宮崎駿氏は飛行機オタクなんだけど「飛行艇時代」という紅の豚の原作があってそれはもう素晴らしい。機会あれば。

ヒューズは結構なプレイボーイだったみたいで、人気女優のキャサリン・ヘップバーンの恋以外にもいろいろ出てくる。
でもそのキャサリンとのデートがすごくロマンチックで、自家用飛行機でハリウッドの夜空を二人だけで遊覧飛行する。
キャサリンに運転させたりするんだけど、その雰囲気がすごく良い。飛行機もゆっくり優雅に夜空を飛ぶのだ。
これはイギリスのハンドレ・ページ号を彷彿させる。魔女の宅急便に出てくる遊覧船はこの機をイメージしたと言ってた。

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Handley Page。雄大!爆撃機だけど。

物語の中でハワード・ヒューズは大きな事故を起こし、自身も瀕死の目に遭うが情熱はなくならず挑戦を続ける。
しかし精神異常、FBIの捜査などの苦難を乗り越え、巨大飛行艇ハーキュリーズを完成に導く。
その情熱はただの富豪の道楽ではなく、飛行家としてのプライドを備えたものだった。
そしてハーキュリーズを無事テスト飛行まで持っていく。その巨大っぷりは未来少年コナンのギガントを思い出し、、

だめだもう飛行機話というか宮崎駿談義になってしまう。そのくらい飛行機がいっぱい出てきて面白かったという事で。
そんなに明るい話ばかりではなくちょっと書いたけど精神異常だったり、極度の潔癖症とかメンヘラな部分も出てきた。
でも基本は飛行機を設計する時に「ジェーンラッセルのおっぱいを意識して図面を描け!」とコミカルに話は進みます。
少し長めな映画だけど見応えは十分。この監督、ヒューゴの不思議な発明の嫌なイメージがあったけど払拭できました。

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The End_826 南麻布 / Nikon F3

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