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トンボとりにいった思い出
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「12人の優しい日本人」

前に書いた「12人の怒れる男」の日本版パロディ。脚本は三谷幸喜、監督はコンセントの中原俊。
コンセント、懐かしい。田口ランディ好きだったな。パピヨン以来読んでないや。少し気になる。

「もし日本に陪審員制度があったら?」というコンセプトのもと作られた物語。当時まだ日本には裁判員制度がなかった時代。ある殺人事件の審議の為12人の陪審員が集められた。12人は職上も性別も年齢もバラバラで無作為に集められた人々。被告人が若くて美人だったことから審議は快調に「無罪」で進んだが、討論好きな一人の男によってすぐに審議は終わらなかった。しかし事件の根拠をひとつひとつ洗いざらしていくと、審議は意外な方向に進み有罪派と無罪派が分裂していく。

本家の物語と同じ雰囲気で始まるけど、そこは三谷幸喜。所々でブラックなギャグが入ってくる。
宮藤官九郎の作品でも同じようなテイストはあるけれど、僕はクドカンよりも三谷幸喜の方が好きだ。
本家はいたって真面目に審議を進めるんだけど、そもそもが「若くて美人だから無罪」という感じ。
12人とも無罪としたので一瞬で審議は終わりかけたが「討論好き」な人によって審議が続くのもふざけている。

そうゆうテイストがいろいろちりばめてあるので、同じような映画だけど新鮮だった。
まったく同じの作っても意味ないもんな。。しかし外す視点がおもしろいよなあ。
日本人のちょっとおかしい優しさっつーのががちょいちょいでてきて面白い。
たぶん「優しさ」と「気を使う」というのがごっちゃになってるのが日本人なんだろうか。

後半、陪審員の一人、豊川悦司が話を仕切りだしていくと、話に深みが出てきて議論も燃え上がる。
やっぱり存在感のある役者さんなんだな。林美智子もすごく良いです。
もし自分が裁判員になったら、この中の誰になるんだろう。。という視点でみても面白いかも。
個人的には体育教師の塩見三省が一番好きです。琥珀掘ってるベンさんのイメージしかないけど。

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The End_825 平和島 / Nikon F3

「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」
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