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インディアンの住居跡
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「井上三太 / TOKYO TRIBE 2」

最後まで読んでなかったのと、映画化された後だとミーハー感が出るから先に読み返してみた。
園子温が監督なのね。みてみたいけどグロさありそうで今からこわい。
マンガは全巻読破で1800円で売ってた。読んだ後BOOK OFFで売ったら600円になった。
自宅でゆっくり読めるし漫喫より絶対いい気がする。漫喫って不潔でなんか嫌だ。ビニルレザーもなんか嫌だ。

井上三太の漫画は僕が中学生の時に「知る人ぞ知る」的な感じだった。
ぶんぶくちゃがま大魔王とか、モンモンとか、隣人13号とか。その頃はまだB級だったはずだ。
TOKYO TRIBE的なB-BOY感はまだなくて、サイコな物語が多く、ヤンキーとヤクザとエロい女がよく出てきてた。
僕はその世界観を好んで読んでいた。どんな中学生なんだ。

その後「TOKYO TRIBE」を読んでHIPHOP感に憧れを抱いた。まだターンテーブルすら持っていない中学生の頃だ。
渋谷には怖い奴がうようよしてるんだ、という先入観を植え付けられたのもこの頃の話だ。電車で30分なのに。
高校生になり無事ターンテーブルを手に入れ、バイトとレコードを買い漁る日々がやってきた。
そんな時に「Boon」という雑誌で「TOKYO TRIBE2」の連載が始まった。僕も読んでいたけどなにかギャップがあった。

その頃の社会は「ヤンキー」から「チーマー」や「カラーギャング」的な輩でいっぱいだった。
「TOKYO TRIBE2」もHIPHOP的な雰囲気はあれどギャングの抗争が主な話になった。「1」も抗争がメインだけど、、、
なにか違ったのだ。なにかすごく苦手で、読むのを途中でやめちゃった。僕はそうゆう暴力めいたものが苦手みたいだ。
HIPHOPも相変わらず好きだけど、ハードコアなものより、ピースでメロウな方が好きだもんな。

でも映画の事もあるし、完結した作品を一気読みしたい!というテンションがあがり今回読んでみた。
感想は、可もなく不可もなく!でした。前半は懐かしいのもあってそれなりに面白い。ビッグブッバとかなんかすごい。
でも後半、東京だけでなく横浜や町田(東京か)とか地方のトライブも入り交じっての戦争になる。
となると海(主人公)とメラ(主人公の親友)の友情や確執の話が薄らいでしまい、ただのアクションマンガになった。

しかも井上三太の特徴であるキャラクターめいた独特のタッチが変化していって
躍動感出したいからこそのシャッシャ感(伝わりづらいよな、、)な絵になってくる。
一冊読むのにてんで時間がかからなくなるのだ。こんな体験どこかで、、。幽々白書だ。
仕事面倒くさくなったときの富樫だ。ってなると斜め読みになってすぐ終わっちゃった。

ラストも悪くはないんだけど、なんかこじつけて無理矢理感動のラストにもって行ってる感じがすごくあった。
読んで損したとまでは言わない。今新連載してるのも興味あるし。だけど僕は初期の井上三太が好きだな。
世の中の悪い物、汚い物、どす黒い気持ち、そしてHIPHOPがシンプルに描かれてるのが好きだ。
単行本で全部とってあるはずだからもう一回よんでみようと思う。そして映画も公開されたら勇気だしてみてみよう。

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The End_813 城南島 / Nikon D600

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