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スケボーとカビの話
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「ディア・ハンター」

全部で三時間越えの大作なんだけど。前半がすげえ長げえ。ワンシーンが必要以上に長い。
ベトナム戦争に徴兵される仲間の送迎会が、踊って歌って飲んでるシーンがえんえんと続く。
なんか意味あるんだべ、と思ってみてたけど特にな感じ。レビューみるとみんなやっぱ長いと感じていたみたい。
あのシーンの無意味に長い事がこの映画の本意なのだという意見もあったけど、僕にはそんな難しことは分からない。

地元の悪ガキグループは製鉄所に勤め、休日には山に鹿狩りに行く若者たちだった。
戦地に行く前に遊べるだけ遊んでやろうという空気で、アメリカングラフィティっぽい感じもあった。
だけどあんなに都会じゃなくて、ペンシルバニア州クレイトンという町が舞台。
すごく雄大な大自然も描かれてて、この映画はなんか何が言いたいんだかよく分からなかった。

だけど中盤、舞台が戦地になるとガラッと物語が変わる。
戦地に行った三人は偶然にも再会するがベトコンの捕虜になってしまう。
ベトコンはアメリカ兵を捕まえてロシアンルーレットのギャンブルに興じている。
死ぬまで続くその遊びを前にした彼らは、極限の精神状態の中脱出を企てる。

ここまで描いてもまだまだ物語のさわり程度。この後ベトナムで起きた事。
そしてクレイトンに戻ってきてからのこと。生き別れた仲間と残されたクレイトンの人々。
なんかすげえ良い映画でした。すごく印象深い。たぶん10年後も忘れない映画だ。友達って大切にしないといけないね。
ディア・ハンターって言うから「親愛なる狩人」かと思ったら「Deer = 鹿」なのね。その辺も意味深だ。

ベトナム戦争の映画を観ると、いつもアラン・パーカーのBirdyを思い出す。戦争で精神を病んだ人の話だけど
今回みたこの映画には「そら精神崩壊するわ」と納得してしまうくらいベトナム戦争の酷さが描かれていた。
戦争に加えてロシアンルーレットだもん。ちょっと生々しすぎて直視できないシーンも多かった。
でもこの映画が言いたいことは戦争の酷さでも、青春でもない。観てみて下さい、送迎会の長さの意見も聞きたい。

しかしデニーロってキューバ顔ね。ベレー帽かぶるといきなりカストロになる。
友達に向かって「I Love You」と言いながらロシアンルーレットをするシーンがすごく印象的。
ロバート・デ・ニーロなのね。ロバート・デニーロだと思ってた。そのくらい詳しくないのだ。
でもこの映画観てすごく演技が好きだった。大物つかまえて何を今更と言われそうですが、いいのです。



出征前に酒飲みながらビリヤードをしている彼らが、この歌を大合唱する。
好きなシーンだった。

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