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ムーンブルクの王女
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「嫌われ松子の一生」

けんじくん暗いの好きそうだから観てみるといいよ。と
なんとも素直に受け入れられない感じで勧められたけど、念のため観てみた。
僕は孤独が人間性を育てるんだと思っていた。今でも思っている。
けどこの映画をみて、そうじゃないような気が少しだけしたよ。

その日暮らしで毎日をダラダラ過ごす大学生のアパートに、福岡から突然父親が訪ねてきた。昔、家族の縁を切った53歳になる妹(大学生の叔母)が、河川敷で死体で見つかった。その妹、川尻松子の半生を甥がたどっていく物語。福岡で生まれ、病弱な妹と育った少女時代を経て、松子は中学の教師になった。しかし教え子の一人が窃盗事件を起こし、その罪を庇ったことが原因で退職。その後の松子の人生は実らぬ恋愛を繰り返しながら堕落していく。

「告白」の監督だからなんとなくイメージはできてたけど、PVのような映像の撮りかた。
でもこの作品は、告白ほど嫌悪感は抱かなかったかな。暗い話だけど明るくポップに描写してるからかも。
酷い映画だったけど、観てよかった。冒頭に死体で見つかるので最終的には死ぬんだろうとは思って観てた。
松子の53年の人生は、とことん切なく、不幸の星の元に生まれ、こんな人生に救いはあるのか。と思う。

松子は幼少の頃、病弱な妹ばかりに親の愛情は降り注がれ、自分はほったらかしだった。
その反動から「愛されたい」という欲望が人一倍強くなる。しかし出会う男はしょうもない輩ばかり。
松子は不幸な女になるが、それ以前に色んな人を不幸にしている。それに気付いてないからより不幸になる。
こうゆう人って実際身近に居るような気がする。求めるのなら与えた給え。

でもたぶん誰でも松子になり得る可能性があるし、誰の心の中にも松子が抱く劣等感はあるはず。

いろいろレビューを観ると、すごく評価が分かれる作品なのね。
傑作!この映画を作ってくれてありがとう!的な絶賛な意見もあったけど、僕はそこまでだったかな。
観て良かったけど、終わり方もなんか嫌だった。嫌な終わり方ではなく、嫌悪感を抱いた。
何回も観る映画ではない。でも中谷美紀はすごく好き。顔がタイプって訳じゃないのに好き。

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The End_794 中山 / Nikon D600

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