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カイゼルヒゲ野郎
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「君に読む物語」

最初に言っちゃうと、この映画すごくすごく良い映画だった。ちゃんとした恋愛映画久しぶりに観た気がする。
タイトル通り物語を読み聞かせる話だけど、その設定からか「フライドグリーントマト」っぽい感じ。
アメリカでも好きな時代の設定で、走ってる車。音楽。レトロな遊園地。ガーデンパーティ。全部ツボでした。
前にも言った事があるけど、もし別の時代に行けるとしたら、僕はこの時代のアメリカに行きたい。

ある療養施設に暮らす女性は、アルツハイマー病で過去の思い出を失ってしまっていた。家族がお見舞いに来ても、他人のように接してしまう。そんな彼女にボランティアで定期的に彼女の元に通う男性が居た。彼は彼女に1940年代、ノースカロライナで生まれたの恋の話を読み聞かせている。会うたびに初めて会うような目で自分の事を見つめるその女性に対し、何度も何度も献身的に同じ話を朗読した。

ライアン・ゴズリングがすごく良い。コッペパンみたいな顔してるのにかっこいい。ちなみに僕同い年。
ノースカロライナの恋の話は、全然性格も合わないでケンカばかりの二人なのに、そこには確かな愛があった。
でもそのケンカはすごい罵り合いで、女の子は「この売春婦の息子がっ!」と叫ぶ。完全にヒステリー。女という暴力。
それでもコッペパンは「わかり合う為には努力が必要で僕はその努力をしたいんだ」と言う。太平洋のような人だ。

そしてまたお互いを求め合う。それはもう揺るぎない愛がなのだ。でもケンカしちゃう。好きだけど嫌い嫌いだけど好き。
なんか男女というのは、あらかじめなにかを奪われている上に成り立っているんだと思ってしまった。欠損。孔埋め。
はじける恋心。ライバルの出現。理不尽な妨害。格差。知らなかった真実。そして未来。と恋愛映画にとって
不可欠な要素のオンパレードです。一つだけ残念なのは、ヒロイン役があんまりタイプではなかった事。

映像はアメリカだけど、大自然どーん。というものではなく、雄々しすぎない自然が良かった。
リバー・ランズ・スルー・イット的なあれか?静かな川をカヌーでくだる時の、トロリとした水の表現。
アヒルだらけの森。クラシックカーで駆け抜ける草原。キラキラした大雨。アメリカ中部の本当に美しい景色。
そして物語もすごくうまくまとまって、ホッコリしました。虚脱感も含めてホッコリしました。良い映画!

以下引用ー
夏の恋はいろいろな理由で終わる
でも1っだけ共通なのはどの恋も流れ星に似ている
天井を熱く燃やし、一瞬永遠が見える
そして次の瞬間燃え尽きる

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The End_793 恵比寿 / Nikon D600

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