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ぬるい水のその後
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「安西水丸・稲越功一 / 町の誘惑」

前に後で書くと言っていた安西水丸と稲越功一との共著。
これすごくすごく良本でした。へんな旅行雑誌みるより全然参考になる。
前と同じ事かいちゃうけど、二人とも強烈な個性を持った人なので、普通のレポではない。
それが面白いんだろうな。掲載されてる町もすごく様々。

京都・長崎・仙台・博多というメジャーな所から
牛窓・丸亀・妻籠とかいう聞いたことのないマニアックな地名まで。

稲越功一の写真に関しては前回同様すごく好きだけど、いかんせん写真なので良さをなかなか伝えられない。
是非みてみて感想を聞いてみたいです。そして安西水丸の文章、これがまたすごく良いのです。
一番最初に書いているのは京都の事だ。それもやはり旅レポなんてものでじゃなく「黒豆」の話から入る。
それが修学旅行の話になり、三島由紀夫の金閣寺の話になり、最終的にまた黒豆の話になる。

どこそこに行ったら良いですよ。的な事がまったく書いていない。
「京都は来るたびに嫌いになるね」なんて事も書いてある。
それなのに文章と写真を交互に見ていると、なぜか僕もそこに行きたい感情に襲われるのだ。
これはすごく不思議な感覚、考えたら藤原新也に似てるのだ。写真と文章のバランスも似てる。

京都の一文はこんな文章で締めくくられている。以下引用。
ー天神様のお祝いに、お礼をおさめに参ります。行きはよいよい、帰りはこわいー
あの歌の作者はこの場所に立って上七軒の花街を振り返ったのかもしれない。風が音をたてて吹いた
こんな事言われたら僕もそこにたってみたくなるでしょう!

もうひとつためになった話。
アイヌ語の「オルタナイ」は「砂のなかを流れる川」という意味らしい。
それが「小樽」の地名の由来になっているらしい。
砂のなかを流れる川。。なんかアイヌ語っていいな。

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The End_782 大井町 / Nikon F3

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