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道を覚えよう同好会
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「ウディ・アレン / 影と霧」

「君がいた夏」と同じ日に観た映画。偶然どっちにもジョディ・フォスターが出てた。
この人の映画ってあんまり知らない。フィンチャーのパニック・ルームくらいなのに不思議。
ウディ・アレンの映画はわりと好きな方だ。出たがりな監督としても有名な彼ですが
きっとこの人役作りとかしてないんだろうな。と思う。そのままのような人な気がする。

1920年のヨーロッパのとある町。その町では霧の夜になると連続殺人犯が徘徊し、住人は日々恐怖に脅えていた。平凡な会社員のクライマン(ウディ・アレン)は無理矢理に自警団に参加させられ、脅えながらも霧の町に繰り出す。その頃、この町にやってきたサーカスは事件のあおりでさっぱり途絶えた客足に悩んでいた。剣を飲みこむ技をするアーミー(ミア・ファロー)は恋人とケンカしサーカス団を飛び出す。転がり込んだのはこの町の娼館で、お金に目がくらみ彼女も売春してしまう。その後自責の念に苛まれたアーミーとクライマンは霧の町で出会う。

久しぶりにモノクロの映画を観た。そしてこの映画はモノクロの使い方がすごくうまかった。
影と霧という題名からいって暗がりや、妖しい感じは想像出来たけど、それがすごくうまく表現されてた印象。
ホラー的な怖さではなく、あくまでコメディタッチ。その中でいい具合のスリルさがちょうど良かったと思う。
一夜に起こる殺人鬼騒動を色んな人の視点で組み、一つの話に繋がっていく気持ちよさ。アメリカングラフィティみたい。

ウディ・アレン演じるクライマンは神経症気味。彼が演じる役はだいたいがそんな感じか。。
そしていつもどおり豪華な出演者ジョディ・フォスター、マドンナ、マルコビッチとか、いっぱい。
ミア・ファローはウディ・アレンの元奥さん。別れた原因はミアの養女と性的関係になったから。。なんかひどいな。
そこら辺が天才肌と言われるがゆえの変態っぷりなのか「常人離れした変人」いつか言われてみたい。

売春宿の娼婦がいう「長続きするたったひとつの愛の形は、片思いよ!」
なんだってさ!

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The End_764 渋谷 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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