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光の色
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「君がいた夏」

僕は夏が嫌いだが、この梅雨前の季節になるとなにか心が落ち着かなくなる。
それは子どもの頃の夏の記憶が蘇りそうな、そんな匂いがいぱいだからだと思う。
そうゆう時には、なにか切なくほろ苦い作品を欲するのだ。たとえば瑠璃色の物語とか。
いろいろ調べたりして何冊かの本と、何個かの映画を借りた。その中のひとつ。

うだつのあがらないプロ野球選手が回想する、高校時代のある夏のほろ苦い恋の物語。その日暮らしでクサクサした男に、親戚の女の子がピストル自殺で死んだという連絡が入る。その女の子は自分が小さい頃、好意とも憧れともとれる気持ちを抱いていた女性だった。ある夏休み、家族は全員ででかけてしまい、その女の子とふたりだけで過ごす機会があった。

これ、すごく今の僕が求めていた作品に近かった。 大人びた年上の女性と純情な少年の交流が切なく描かれてて。
そして季節は夏。そしてその憧れの人はもうこの世にいないという事。
大人になった少年は少女の遺灰の処理を任される。「彼ならどうすればいいか分かる」それが彼女の遺言だったから。
でも彼自身にはさっぱり思い浮かばなかった。そして彼は遺灰をもって彼女との思い出の場所をめぐる。。すごく良い!

ただひとつ!ただひとつだけもの申すのならば!ネタバレになってしまうので見る人は読まないで下さい。
青年期にまた二人きりになる時がある。その時彼らは肉体関係を持ってしまうのだ。それだけいらなかったかな。
体を求めた男子、彼女は受け入れる事も可能だった、しかし受け入れなかった。。という方が良かった。 そして別れ。
それが彼女をみた最後の姿、という切なさが個人的には欲しかった。下品な言い方だけど、やっちゃったらダメなのよ。

短パンにデッキシューズ、肩にはニットを羽織る。今そんな人街に多いね。
映画ではそんな風貌に加えて、AORを流しながらピナコラーダを飲んでいた。
海辺のテラスでハンモックに揺られ、読む小説はJ・D・サリンジャーのキャッチャー・イン・ザ・ライ。
そんなステイタスは嫌いじゃない。でもやぱりニットは肩にはかけない。

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The End_763 渋谷 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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