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イラッとするサムシング
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「辻村深月/ 凍りのくじら」

教えてもらったので立ち読みして、なんか面白そうな雰囲気だったので買ってみた。
この作者さんはこないだ直木賞取ったということだけしか知らないや。。。
ごめんなさい、だっら書くなと言われそうですが、この小説途中で読むのやめた。僕にはすごく珍しい事。
たぶん50Pも読んでないと思う。文章がすごく好きな感じだったので残念。10年後とか忘れた頃にまた読もう。

じゃあなんでブログにするかというと、その中にすごく共感した文章があったから。

以下引用
私の考える頭の良さというものは、多分その人の今までの読書量と比例する。頭の良さは様々だし、勿論この側面からだけで簡単に測れるものではないが、それでも私の場合はそこが大事。私が普段遊んでいるこの子たちはほとんど本を読まないし、そのせいか全ての場面で言葉が足りない。考え続けることに対する耐性がないのだ。ぱっと湧いた感情に飛びついて、それに正直に生きるだけなのだ。

これ本を読まない人はバカだと言わんばかりですが、小説のキャラ設定を含めての言い方。そこが共感ポイントじゃなく。
違うかもしれないけど、読書量と頭の良さや、引き出しの多さは比例するものだと「信じたい」という事なんです。
そして自己形成において読書ってすごく有意義で。単純に好きなだけだけど、それを意味あるものと肯定したいのだ。
もちろん本が全てじゃなく映画や音楽、仕事、遊び、全ての経験が重要だと思っている。でも本は別格と信じたいのだ。

色んな本があるけどここでは小説の事。僕らが言葉にできない気持ちを小説家が代弁してくれたもの。小説家って偉大だ。
僕らがそれを読んで共感や感動したのなら、それはパクリという訳ではなく自分の言葉にすればいいと思っています。
言葉を覚えて、色んな価値観があることを知って、自分のフィルターを通して、自分の言葉として使えばいいと思う。
それはきっと自分の糧になり、幅になり、キャパの広さになり、人間の奥行きにもなるんでしょう。

全ての物事にはプロセスがあり、建設的な話の積み重ねでできていると思っている僕です。
人間関係も恋愛もデザインでもなんでも。その建設的な、面倒くさい話の先に信頼関係があると信じている。
でもろくに本を読まない人ほど「直感」とか「センス」とか便利な言葉をいっぱい使う印象を持っている。
あたかも全て分かったような顔をして結果論を話すんだ。そうゆうのが大嫌いなんです。

そりゃ僕も感覚で決めてる所あるけどさ、ある意味僕の仕事は「決める」という事だし。
でもやっぱりそれも、自分の中で理屈とか根拠をまとめあげてから決断している。それありきでしか話せない。
皆はそんな僕の事を「理屈っぽい人間だ」とか「難しい人間」と言っている。気がしている。
でも僕は「ノリ」で物事を決めるのが本当に嫌なんです。重要な事であってもなくても、嫌なんです。

横尾忠則が言っていた。もう本を買うのは止めだ。古典の名作だけあればいい。これからは読書の時間より制作の時間を優先だ。何もかも空っぽにしたい気持ちだ。本棚の膨大な本を見ていると、これらの本がぼくの人生に大した影響を与えていないことがわかる。影響を与えているのはほとんど肉体的行動によるものばかりだ。

横尾忠則くらいビッグな作家になればこんな事も言えるだろう。それでもやっぱり賛同できない気持ちはある。
僕はまだまだ小粒も小粒なハナクソ人間だ。だからこそ賛同できないのかもしれない。
「もう33歳」と言ってしまえば話は終わってしまうけど、まだ表現を模索して、まだ成長すると本気で思っている。
だからこそプロセスを組み上げて理想の着地点に持っていけるスキルが欲しい。だからもっと本を読まなきゃと思う。

いやあなんか僕みたいなハナクソ人間が偉そうなこと言い過ぎた感じがあるな。ま、いいや。
単純に好きでいいのは分かってるけど、。ね。本当に僕は理屈っぽく難しい人間だ。。

でもあれなんだよ、今年になって映画ばかりで読書量が減っている僕です。説得力ないよなあ。
前述しましたが、酒をやめて(ちょいちょい飲んでる)時間がすごく多いので、いろんな事をやり過ぎている節がある。
もうちょっと読書に時間を当てる努力しないと。ましてや来週から電車通勤をやめてチャリ通になる予定。
チャリ通にワクワクしてるけどまた読書時間は減る。昔みたいにむさぼるように読む事は無くても、意識してみよう。

「読書とは心に貯金をするようなものです」と言ったのは誰だっけ。

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