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パウチふたたび
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「ミッドナイト・エクスプレス」

ツタヤでプッシュしてたのでかりてみた。
そしたらその週の藤原ヒロシのブログで紹介されてて、ビックリした。
そうゆうのって嫌でも期待してしまってワクワクしながら見たさ。
でもワクワクするような内容ではなかった。もっと重い。シリアスな社会派映画だった。

1970年。ニクソン大統領の政権下だったアメリカは、中東、東欧諸国との関係を悪化させていた。そんな国際情勢の中、空港で大麻輸送の罪で逮捕される男がいた。最初は自体を軽く見てへらへらしているが、祖国から見放され異国の独房で絶望的な日々を送るうちに、自我がどんどん壊れていく。監獄の中のルールや不条理ないじめ、看守への賄賂などなどを横目にみつつ彼は脱獄を計画する。

前に愛ちゃんに借りて読んだ沢井鯨のプリズナー・イン・プノンペンを思い出した。
右も左も分からない外国で逮捕され、その国の刑務所に投獄され理不尽な扱いや暴力を受ける話だ。
それはカンボジアが舞台だったが、窮地に追い込まれる様はこの映画とすごく近い。
あの本は本当に本当にひどい内容だった(面白いということ)海外旅行に行けなくなりそうだった。

映画の話に戻ると、たまにやってくる祖国の協力者(弁護士とか)は「必ず出してやる、君をアメリカに帰す」と言う。
しかし釈放どころか刑期は延びてしまう。それがすげえ理不尽なの。痛そうな棒を持った看守の気分で決まったりする。
なんて可哀想なんだ。。でも、まてよ。大麻運ぼうとしたんだから、こいつの自業自得じゃねえか。
と思ったらあんまり可哀想じゃなくなってきた。

単純な脱獄ものじゃないし、そうゆう理不尽さですごく楽しめる映画なんだけど
もう少し、社会情勢的な情報を入れてくれればもっと入り込めたかも知れない。
007の時から言っているが、相変わらず当時のトルコが世界的にどうゆう立場に立っていたのか知らないままだ。
でも明らかにこの映画はトルコ批判をしている。いったい何があったんだ!

そしてこれ実話を元にしたアラン・パーカー作品。
中東を旅した若者が、アメリカに帰るときに大麻を持ち帰ろうとした。それで捕まり4年の刑になる。
刑期をまっとうしていた若者は、あと53日という所で再審になり、30年の刑を受けてしまう。
その理由がトルコにとって国際的孤立になりかねない麻薬輸出国の汚名を晴らすため。だって。

どうしたっていうんだトルコよ!

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