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競輪場の風向きについて
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「レ・ミゼラブル」

取り急ぎ誕生日に観てきたので先に書いちゃおう。レ・ミゼラブル。
「ゼロ・ダーク・サーティ」を観るかと悩んだ。でも誕生日に観るので一応安全牌を。名作という安心感を。
結果的には(ゼロ・ダーク・サーティ観てないけど)正解!でした。色んな意味で。
一番は映画館の大音量で観た方が絶対良い!ということ。それだけ音楽が素晴らしかったということ!

パンを盗み19年刑務所で服役していたジャン=バルジャンは、仮出所の際に教会で銀食器を盗み逃げる。あえなく捕まってしまうが司教の慈悲により罪を問われなかった。その事がきっかけで改心し、工場主としての地位を築き市長の座までのぼりつめる。しかしその工場で働いていた、娘を養うために極貧生活を送る女と出会ってから、彼の立場を揺らがす人物に目を付けられるようになる。追い詰められた彼が選択した行動は、、

前半のアン・ハサウェイがお世辞抜きにすごくすごく良かった。
鳥肌たった。なんか素晴らしかった。実は僕、この人の事あまり詳しくないのよね。
顔もそんなタイプではないしさ。でもすごく良かったんだ。歌うまいし。鳥のさえずりのような歌声。
男性陣はヒュー・ジャックマンよりラッセル・クロウの方が好印象でした。

見終わった後に、この物語はなにを言いたかったんだろうか。と、いろいろぐるぐるしてた。
でた結論は「人間」ということだけかもしれない。ぱっと見「愛」かもしれないけど。
人間の欲望や、ねたみ、正義感、綺麗事、気変わり、希望。なんかいろいろぐじゃぐじゃになってる感じ。
んで最後に人間の喜びとはこれだ!どんっ!的な話だ。

たった一度の間違いで19年も服役したジャン=バルジャン。仮釈放で逃亡するが改心する。
でもそのことをずっと許さず追い続ける警官。彼にとっては今良くなっていても、罪は消えない。それが彼の正義。
ジャン=バルジャンも、いくら時間が経っても過去の自分の罪を背負い続ける。それでも自分に正直に生き続ける。
登場人物みんなが、自分で信じるものを持っている。信じるべき物を知っている。工場の女も。

でもそれがいろんな価値観に置き換えられると、揺らいできたりする。良い方にも悪い方にも。
そこら辺がすごく人間らしくてさ、響いたなあ。考え、悩み、迷い、そして自分で活路を見つけるのだ。
ぼくだったら「ま、いっか!」って済まして見ないふりしそうな事だけど、みんな苦しんで、考えている。
もちろん時代というのもあるけれど、僕ももう少しちゃんと考えて生きようと思った。



英国王のスピーチがすごく好きじゃなかった僕にとっては、少し印象が良くなったトム・フーパー監督。
しかし終盤劇場内でグスグス泣き声が聞こえてきたけど、僕なーんにも泣かなかった。
ぜんぜん面白かったんだよ?心にも残ったし、観て良かったと思う。でもなーんにも泣かなかった。
心の底では「そんなに感動するほど奥が深い話ではない」と名作に対して失礼な気持ちが、実はある。

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