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やはり森は油断ならない
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「野沢尚 / 眠れる森」

最近、記憶だ、夢だって言ってたのはこの本の影響もあったかも。
僕が高校生の時にやってた中山美穂と木村拓哉のドラマの原作。というかシナリオブック。
当時すごく話題になってた覚えがある。キムタク全盛期なのもありドラマの次の日は女子がうるさかった。
今やってるのドラマって面白いの?昔ほど盛り上がってない印象だ。僕が観なくなっただけかもだけど。

結婚式を3か月後に控えた実那子は、荷物を整理している最中に14年前に送られたラブレターを見つける。15年後僕らの森で再会しようと書いてあったその手紙に誘われるように、故郷の森へ向かう実那子。そこには直季という男がハンモックで寝ていた。その後その男は実那子の新居マンションの隣に引っ越してきたり、職場にも現れるようになる。やがて実那子は自分が15年前に起きた一家惨殺事件の生き残りだと言うことを思い出す。なぜ自分だけが生き残ったのか。断片的に蘇る記憶に戸惑いながらもクリスマスイヴの結婚式を迎える。その日は15年前の事件が時効を迎える日だった。はー面白そう。

読む前は内容を忘れてるつもりだった。おおざっぱなイメージと、面白かった印象だけだった。
それが読んでる途中からいろいろ思い出してきて、最終的なオチも思い出しちゃった。
なので途中から少し残念な感じになってしまったのに、最後はドキドキした。それってすごい事。
これさ、なにも知らないで読んだらすげえドンデン返し、驚愕作品だったかもしれん。

シナリオブックって初めて読んだ。最初苦手意識あったけど(ミュージカル的な)意外と行けるね。
小説よりも情景が浮かびやすいかもしれん。ト書きっていうの?それのせいかもな。
そしてこれを監督が映像にするのか、、フムム。役割分担とはいえ脚本でほとんどが決まるのでは?
でも監督と脚本家ってスポットのあたり方に結構な差があるよね。。その辺どうなんだろ?未知な世界。

好きだった一節。
どうして人間は過去なしでは生きていけないのだろう。
残酷で、汚れきっていて、目をそむけたくなる過去であっても
人間はどうしてそれを必要としてしまうのだろう。

最近の僕はどんどん野沢尚にはまっていく。
去年村上春樹スイッチが入った時、最初に読んだ20代前半の頃のような影響を受けなかった。
良かったような良くなかったようなだったけど、野沢尚にどっぷり影響受けて、最近なんだか不安定。
昔みたいに考えないで良いことを考えてたりする時間が多い気がする。少し休憩しよう。そうしよう。



この映像ってオープニングだったっけかな。。達郎先生!
最後まで読んだ後にみてみると、オチをうまーい具合に暗示している。こうゆう細かいしかけ、好きだ。

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