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助けがないと思い出せない
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「歌野晶午 / 葉桜の季節に君を想うということ」

この人の小説は初めて読んだ。amazonをウロウロしてて見つけたのだ。
こぞって評価が良かったのと、皆が口をそろえて「一気読み小説」と言っていたから。
僕もそうゆうスカッとしたい時があるのよ。タイトルからイメージするような恋愛小説では全くない。
でもこの小説、そんなに一気読み小説じゃなかったぞ?おもしろかったけど。

成瀬将虎は後輩のキヨシに、彼が想いを寄せる女性との仲を取り持って欲しいと頼まれる。その女性は同じフィットネスクラブに通う愛子で、二人は彼女の自宅に押しかける。そこで彼女の身内である隆一郎が不自然な死に方をしたという相談を受け、その証拠をつかんで欲しいと頼まれてしまう。断り切れない将虎はとりあえず帰宅するが、その途中地下鉄に飛び込もうとした女性を助ける事に。それがきっかけとなりその女性と何度かデートを重ねるようになる。そんな将虎の恋の行方と殺人事件の出来事が段々と結びついてくる。

章ごとの話は、繋がってるような繋がってないような。なんか意味深な感じだ。
でも最後には繋がってるんでしょ!?と思って読み進めると、あれよあれよと残りページが少なくなってくる。
ちょっと不安にもなったけど、最後には見事に全部が繋がった!気持ち良かったー。
しかし、そのトリックには、うーん、だまされた。気付かなかったな。。

これは絶対に映像化できない作品だと思う。
文章だからこそできるトリック系。最近僕が読んだのだと、、
「筒井康隆のロートレック荘殺人事件」と同じような手法。叙述トリックって言うらしい。
フランクで軽い雰囲気の文章書く人だな、結構好きかもなので他のも読んでみたい。

印象的なセリフ。
「非生産的な挑戦ってかっこいいよな。ぞれが本当の文化なんだよ」

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The End_680 多摩川 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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